西オーストラリア大学付属UWAカレッジの主要3大進学準備プログラム【よくある質問集】

大学・大学院留学奨学金事務局

オーストラリアの名門西オーストラリア大学(The University of Western Australia, UWA)への進学を目指す皆さんのために、UWA付属のUWAカレッジでは3つの主要な進学準備プログラムを開講しています 。

本記事では、日本の高校生や保護者の方向けに、それぞれのプログラムの期間費用入学条件修了後の進路といった実用的な情報をQ&A形式でわかりやすくまとめました。

Q1. UWAカレッジのファウンデーションプログラムとは何ですか?

A: ファウンデーションプログラムとは、海外の高校生がUWAの学部課程1年次にスムーズに進学するための準備コースです。 UWAカレッジのファウンデーションコースを修了することで、UWAへの進学保証が得られます(所定の成績で修了すればUWA学部1年次への入学が保証されます) 。期間は8ヶ月コース(標準コース)と12ヶ月コース(延長コース)の2種類が用意されており、自分の学力や英語力に合わせて選択できます 。それぞれの期間に応じてカリキュラムが組まれており、大学で必要となるアカデミック英語や専門基礎科目を段階的に学びます。

  • 入学時期と期間: 年3回の開講時期(2月, 6月, 10月)によりコース期間が異なります。通常、標準8ヶ月コースは6月開始(翌年2月終了)または10月開始(翌年6月終了)、延長12ヶ月コースは2月開始(同年12月終了)または6月開始(翌年6月終了)となります 。自分の学習ペースに合わせて開始時期を選べます。
  • 学費(授業料・2025年): 延長12ヶ月コース AUD $36,900, 標準8ヶ月コース AUD $35,300 (いずれも2025年度の目安額。AUDはオーストラリアドル)。この他に入学時の管理費や学生サービス料等が別途かかります 。
  • 入学条件: 原則として高校2年修了以上の学歴が必要です(日本の高校在籍者の場合、高校卒業見込みまたは高校卒業資格が望ましい) 。入学時の年齢要件は17歳以上です 。
  • 必要英語レベル: 延長12ヶ月コースの場合IELTS 5.5以上(各バンド5.0以上)、標準8ヶ月コースは**IELTS 6.0以上(各バンド5.5以上)**の英語力が入学の目安となります 。TOEFLやPTEなど他の英語試験でも同等のスコアであれば出願可能です。英語力が基準に満たない場合でも、提携英語コースを追加履修することで入学する道も用意されています。
  • 修了後の進路: ファウンデーションプログラムを所定の成績で修了すると、西オーストラリア大学の学部課程1年次に進学できます 。進学可能な学部は幅広く、ビジネス、理工系、人文科学などUWAの提供する多くの専攻分野から選ぶことができます(医学など一部高度専門分野を除く)。このプログラムで大学で必要な英語力・学習スキルを磨いておくことで、入学後も安心して学部課程の勉強をスタートできます。

補足: ファウンデーションコースは、例えば「高校卒業まであと1年あるが早めに大学準備を始めたい」という場合や、「高校卒業資格はあるが直接大学に入る自信がない」といった学生に適したプログラムです。UWAカレッジでは少人数クラスや個別学習サポートも充実しており、留学生が英語で専門科目を学ぶ上での不安をしっかりフォローしてくれます。 UWAの現地キャンパス内で学ぶため、在学中から大学の雰囲気に慣れることができるのもメリットです 。

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Q2. ビジネスやコンピューターサイエンスのディプロマとはどんなプログラムですか?

A: ディプロマ (Diploma) プログラムは、高校卒業後の学生がUWA学部課程2年次への編入を目指すためのコースです 。UWAカレッジのディプロマ課程では、大学1年次相当の専門科目を少人数クラスで履修しながら、英語アカデミックスキルのサポートを受けることができます 。このプログラムを修了すると、通常の学部と同じ年数で学士号を取得できるよう配慮されたカリキュラムになっており、大学2年次から専門分野の勉強を本格的に開始できます。現在UWAカレッジでは主に以下の2分野のディプロマコースが提供されています :

  • Diploma in Commerce(商業・ビジネス分野)経済学金融マーケティングビジネス法など、現代のビジネス分野で必要となる基礎知識を幅広く学びます 。修了後はUWAビジネス学部またはコマース学部の2年次に進学でき、将来は経営学や会計学などビジネス分野でのキャリアを目指せます 。
  • Diploma in Computer and Data Science(コンピュータ・データサイエンス分野)プログラミング言語データ分析ネットワークセキュリティなどIT分野の科目を中心に学習します 。一部ビジネス系科目も選択履修できる柔軟性があり、IT技術とビジネス知識の両方を身につけることも可能です 。修了後はUWA理学部(Bachelor of Science)の2年次に進学し、コンピュータサイエンス・サイバーセキュリティ・データサイエンスなどの専攻で学位取得を目指せます 。

〈共通の概要〉 上記どちらのディプロマコースも期間は8ヶ月または12ヶ月で、短期集中で学ぶ8ヶ月コースと、より基礎からじっくり学ぶ12ヶ月コースを選択できます 。年間に複数回の開講時期が設定されており、自分の都合に合わせて入学時期を選べます(例:8ヶ月コースは6月または10月開始、12ヶ月コースは2月または6月開始) 。

  • 学費(授業料・2025年): Diploma in Commerce – 8ヶ月コース AUD $37,900, 12ヶ月コース AUD $39,600 ; Diploma in Computer & Data Science – 8ヶ月コース AUD $41,500, 12ヶ月コース AUD $43,200 (いずれも2025年度の参考額)。ビジネス系よりコンピュータ系の方が若干授業料が高く設定されています。
  • 入学条件: 出願には**高校卒業資格(高校3年修了)**が必要です 。高校での成績基準も設けられており、各国の教育制度に応じた所定の評価水準を満たす必要があります(例:高校の主要科目の平均成績など)。年齢要件は原則17歳以上です。
  • 必要英語レベル: 8ヶ月コースはIELTS 6.0以上(各バンド5.5以上)、12ヶ月コースは**IELTS 5.5以上(各バンド5.0以上)**が目安です 。英語力が不足する場合、UWAカレッジ提携の英語準備コースで補うことも可能です。
  • 修了後の進路: ディプロマコースを規定の成績で修了すれば、西オーストラリア大学の関連学部2年次に編入できます 。例えば、Diploma in Commerce修了者はUWAのBachelor of Business/Commerceの2年次に、Diploma in Computer & Data Science修了者はBachelor of Scienceの2年次(情報科学関連専攻)にそれぞれ進学が保証されます。ディプロマ在学中に大学1年次の専門科目単位を取得しているため、編入後は3年次からの科目履修に専念でき、結果的にトータルの学士号取得所要年数は直接入学した場合と同じになるよう設計されています 。各コースともUWAカレッジでの手厚いサポートを受けつつ大学の勉強に移行できるため、大学2年次からの専門科目も無理なく追いつける利点があります。

補足: Diplomaコースは「大学1年次をUWAカレッジで履修する」イメージのプログラムです。高校卒業後、いきなり大学に入学するよりも少人数環境で確実に基礎を固めたい人や、英語で専門科目を学ぶ自信をつけてから大学生活を始めたい人に向いています。またディプロマ課程修了時には、進学予定のUWA学部から見た所定の成績条件(例えば平均成績のパーセンテージなど)を満たす必要がありますが、条件を満たせばほぼ自動的にUWA2年次進学が認められる点も安心材料です。進学後は同級生と肩を並べて残りの学士課程を完了できます。

Q3. エンジニアリング分野のディプロマでは何を学び、どんな進路に進めますか?

A: Diploma in Engineering(工学系ディプロマ)は、将来エンジニアを目指す学生のための工学分野の専門準備コースです。UWAカレッジの工学ディプロマでは、高度な数学物理の知識を含む大学1年次相当の科目を履修し、最終学期には実際にUWAの1年次工学部生と合同で授業を受ける機会も設けられています 。こうした統合カリキュラムを経てディプロマを修了することで、UWA工学部(Bachelor of Engineering (Honours))の2年次に進学する資格を得られます 。進学後は土木、機械、電気電子、化学など9つの工学専攻の中から自分の専門分野を選択し、学士(優等)号取得に向けてさらに2年間(合計4年間)学ぶことができます 。

  • 期間と開講時期: 工学ディプロマは10ヶ月コース14ヶ月コースの2種類があります 。他のディプロマと比べてやや長めの設定ですが、これは工学系科目の習得に十分な時間を充てるためです。**2月開始のコース(10ヶ月)10月開始のコース(14ヶ月)**が主な開講スケジュールとなっており、自身の学習状況に合わせて選択できます 。
  • 学費(授業料・2025年): 10ヶ月コース AUD $43,600, 14ヶ月コース AUD $52,200 (2025年度の参考額)。14ヶ月コースは期間が長い分、授業料も高めに設定されています。
  • 入学条件: 高校卒業資格が必要です。加えて、工学系分野への適性として高校レベルでの数学の履修が必須で、物理を履修していることが望ましいです(高校成績で数学・理科系科目の高評価が求められます)。年齢は他コース同様17歳以上が条件です。
  • 必要英語レベル: 10ヶ月コースはIELTS 6.0以上(各バンド5.5以上)、14ヶ月コースは**IELTS 5.5以上(各バンド5.0以上)**が目安となります(他のディプロマコースと同様) 。
  • 修了後の進路: ディプロマ修了時に要求される成績基準を満たせば、UWA工学部2年次への編入が保証されます 。入学後は希望する工学分野(機械工学、航空工学、生体医工学、電気電子工学、ソフトウェア工学など計9専攻)に進むことができます 。ディプロマで大学1年次の専門基礎を習得済みのため、2年次以降の専門科目にもスムーズに移行でき、4年間でエンジニアの学位を取得することが可能です 。

補足: 工学ディプロマは特に理系科目の基礎力を養うことに重点が置かれています。数学や物理に自信がない場合でも、UWAカレッジでの追加サポートやチュータリングにより理解を深めることができます。また、最終学期に実際の大学1年次のクラスに合流することで、大学の講義ペースやレベルを肌で感じることができるのも特徴です 。この体験を通じて、2年次編入後の学習にも余裕を持って臨めるでしょう。進路としては、学士号取得後にさらに大学院へ進み専門性を高める学生も多く、国際的に活躍できるエンジニアへの道が開かれています。

まとめ & 公式リンク

以上、UWAカレッジの3つの主要準備コースについてFAQ形式で紹介しました。ファウンデーションプログラムは高校課程の延長として基礎学力と英語力を磨き、ディプロマプログラムは大学1年次相当の専門学習を通じてスムーズな編入を可能にするルートです。それぞれ期間や入学条件が異なるため、自分の学力レベルや英語力、将来進みたい専攻に合わせて最適なコースを選ぶことが大切です。

公式サイトへのリンク: 詳細情報や最新の募集要項についてはUWAカレッジの公式ウェブページも参照してください(英語ページ)。各コースの公式案内ページは以下からご覧になれます。

オーストラリア大学留学奨学金サポート

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