【2024年版】イギリス大学総合ランキング
英国の大学は世界的にもトップクラスの評価を受けています。ここでは最新のQS世界大学ランキングおよびTimes Higher Education(THE)世界大学ランキングをもとに、トップ20校を順位付きリストで紹介します。
QSとTHEのランキング比較表、さらに各大学の詳細な解説(特色・留学生比率・主要学部など)を加えてみました。
大学総合ランキング(英国)
英国大学総合トップ20(QS世界大学ランキング2024準拠) :
- 1. オックスフォード大学 (University of Oxford)
- 2. ケンブリッジ大学 (University of Cambridge)
- 3. インペリアル・カレッジ・ロンドン (Imperial College London)
- 4. ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) (University College London)
- 5. エディンバラ大学 (University of Edinburgh)
- 6. マンチェスター大学 (University of Manchester)
- 7. キングス・カレッジ・ロンドン (King’s College London)
- 8. ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE) (London School of Economics and Political Science)
- 9. ブリストル大学 (University of Bristol)
- 10. ウォーリック大学 (University of Warwick)
- 11. リーズ大学 (University of Leeds)
- 12. グラスゴー大学 (University of Glasgow)
- 13. ダラム大学 (Durham University)
- 14. サウサンプトン大学 (University of Southampton)
- 15. バーミンガム大学 (University of Birmingham)
- 16. セント・アンドルーズ大学 (University of St Andrews)
- 17. ノッティンガム大学 (University of Nottingham)
- 18. シェフィールド大学 (University of Sheffield)
- 19. ニューカッスル大学 (Newcastle University)
- 20. ランカスター大学 (Lancaster University)
上記の大学はQS世界大学ランキング2024における英国上位20校です 。次に、これらの大学のQSとTHEにおける世界ランク、および留学生比率を比較した表を示します。
| 英国順位 | 大学名 | QS 2024 世界順位 | THE 2024 世界順位 | 留学生比率(概算) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | オックスフォード大学 (University of Oxford) | 3位 | 1位 | 約42% |
| 2 | ケンブリッジ大学 (University of Cambridge) | 2位 | 5位 | 約38% |
| 3 | インペリアル・カレッジ・ロンドン (Imperial College London) | 6位 | 8位 | 約61% |
| 4 | ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン (UCL) | 9位 | 22位 | 約61% |
| 5 | エディンバラ大学 (University of Edinburgh) | 22位 | 30位 | 約46% |
| 6 | マンチェスター大学 (University of Manchester) | 32位 | 51位 | 約45% |
| 7 | キングス・カレッジ・ロンドン (King’s College London) | 40位 | 38位 | 約53% |
| 8 | ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス (LSE) | 45位 | 46位 | 約72% |
| 9 | ブリストル大学 (University of Bristol) | 55位 | 81位 | 約31% |
| 10 | ウォーリック大学 (University of Warwick) | 67位 | 106位 | 約44% |
| 11 | リーズ大学 (University of Leeds) | 75位 | 129位 | 約32% |
| 12 | グラスゴー大学 (University of Glasgow) | 76位 | 87位 | 約43% |
| 13 | ダラム大学 (Durham University) | 78位 | 174位 | 約32% |
| 14 | サウサンプトン大学 (University of Southampton) | 81位 | 97位 | 約35% |
| 15 | バーミンガム大学 (University of Birmingham) | 84位 | 101位 | 約32% |
| 16 | セント・アンドルーズ大学 (University of St Andrews) | 95位 | 193位 | 約46% |
| 17 | ノッティンガム大学 (University of Nottingham) | 100位 | 130位 | 約27% |
| 18 | シェフィールド大学 (University of Sheffield) | 104位 | 105位 | 約40% |
| 19 | ニューカッスル大学 (Newcastle University) | 110位 | 168位 | 約24% |
| 20 | ランカスター大学 (Lancaster University) | 122位 | 155位 | 約38% |

大学の解説
英国のトップ2大学であるオックスフォード大学とケンブリッジ大学は、いずれも世界的に最高峰の評価を受けています。オックスフォードは英語圏最古の大学であり、その伝統と卓越した教育・研究によってTHE世界大学ランキングでは9年連続で世界1位に輝いています 。
2025年版THEランキングでも総合スコア98.5を獲得し、研究と教育の質で極めて高い評価を得ました 。QSランキングでも世界3位と非常に高く、学術的卓越性を示しています 。
オックスフォード大学
オックスフォードの強みは幅広い分野に及びますが、特に医学を含む科学分野が突出しており世界首位と評価されています 。
学部は4つの学術部門(人文学、数理・物理・生命科学、医学、生物科学及び社会科学)に分かれており 、人文科学から理工・医学まで全領域で世界最高水準の教育研究が行われています。
また留学生比率は約42%と高く、世界中から優秀な学生が集まる国際的な環境です 。
ケンブリッジ大学
ケンブリッジ大学も1209年創立の長い歴史を持ち、世界トップクラスの研究大学です。2024年QS世界大学ランキングでは世界2位、THEランキングでは世界5位と、常に世界トップ5に位置します 。特に数学や物理などの自然科学、および人文学で伝統的に強く、多数のノーベル賞受賞者を輩出してきました。
ケンブリッジには6つの主要な学術スクール(芸術・人文、自然科学(生物科学・物理科学)、臨床医学、社会科学など)があり、幅広い分野で教育研究を展開しています 。
留学生比率は約38%で 、こちらも世界中から学生を惹きつける大学です。
インペリアル・カレッジ・ロンドン
インペリアル・カレッジ・ロンドンはロンドンにある理工医系に特化した大学で、科学技術と医学分野の教育研究に特化しています 。QS世界大学ランキング2024で世界6位、THEで世界8位と、英国でオックスブリッジに次ぐ評価を得ています 。
工学、自然科学、医学、ビジネスの4学部体制を敷いており、各分野で産業界との連携や起業支援も活発です 。世界トップレベルのSTEM分野の拠点として知られ、特に工学・技術では世界的評価が高いです。
学生の約61%が海外出身で、英国の大学中でも屈指の国際色豊かなキャンパスとなっています 。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)はロンドン大学群の中核校で、総合大学として英国最大級の研究機関です。QS世界ランキング9位 、THEランキング22位 とトップレベル。医学、生命科学から人文・社会科学、工学、建築まで非常に幅広い学部構成を持ち、特に医学・生物科学や建築学で有名です。
またUCLはロンドン中心部に位置し、ロンドンの利点を活かした産学連携や国際交流が盛んです。
全学生の約6割が留学生で 、多様性に富んだ国際コミュニティを形成しています。
エディンバラ大学
エディンバラ大学(スコットランド)も英国を代表する古豪校で、QS世界22位 、THE世界30位 に位置します。1583年創立の伝統校でありながら、情報学(AIなど)や医学、生物科学の研究で現代的な強みを持ちます。特に人工知能や計算機科学の分野では英国トップクラスで、著名な情報学部があります。
また、人文・社会科学も含め総合大学としてバランスが取れており、研究の幅が広いです。
留学生比率は約46%と高く 、スコットランド随一の国際都市エディンバラで多国籍な学生が学んでいます。
マンチェスター大学
マンチェスター大学は英国北部の大都市マンチェスターに位置し、学生数約4万人を抱える英国最大規模の大学です。QS世界32位 、THE世界51位 と高い評価を受けており、物理学(グラフェン研究など)や生命科学、工学、ビジネスなど多様な分野で実績があります。
特にノーベル賞受賞者を多数輩出した物理・化学分野の研究力が有名で、グラフェンの発見もこの大学です。3つの主要な学部(理工、人体生命科学、人文社会科学)に分かれ、幅広い専攻を提供しています。
留学生比率は約45%と高く 、キャンパスは非常に国際的な雰囲気です。
キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)
キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)はロンドン大学を構成する名門校の一つで、医学・生命科学や人文科学で知られます。QS世界40位 、THE世界38位 にランクインし、特に医学・歯学や法学、国際関係学(戦争学)**などの分野が強みです。著名なロンドン大学病院(King’s Health Partners)を擁し、医学研究の拠点としても重要な存在です。
また、人文社会科学系では戦争学や政策研究で名高い研究所があります。
学生の約53%が留学生で 、多文化都市ロンドンの中心でグローバルな教育環境を提供しています。
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)は社会科学に特化した世界有数の大学で、経済学や政治・国際関係、社会政策の分野で世界的評価を得ています。QS世界45位 、THE世界46位 と高順位にあり、特に社会科学系のランキングでは英国トップクラスです。
学生の約7割が海外からの留学生で占められており 、キャンパスはまさに世界の頭脳が集う交差点となっています。
主要な学部は経済学部、政治・国際関係学部、社会学部、法学部など社会科学に集中しており、分野特化型ながら研究・教育水準は極めて高いです。
ブリストル大学
ブリストル大学は英国南西部の名門総合大学で、QS世界55位 、THE世界81位 に位置します。航空宇宙工学や地球科学、医学、生物学から文学まで幅広い学問領域を持ち、特に工学・理科学分野と人文科学に強みがあります。小規模ながら研究成果は顕著で、航空工学では英国有数のプログラムを提供しています。留学生比率は約31%で 、国内学生も多く在籍しており、地域に根ざしつつ国際的な教育も展開しています。
ウォーリック大学
ウォーリック大学は1965年創立の比較的新しい大学ながら、QS世界67位 、THE世界106位 と世界的評価を確立しています。経済学やビジネス、数学、統計学の分野で特に有名で、ウォーリック・ビジネススクール(WBS)は欧州トップクラスの評価を得ています。
理系では数学科が英国でもトップ水準であり、産学連携も盛んです。主要学部は科学(数学・計算機)、社会科学(経済・経営・国際関係など)、人文学など。
留学生比率は約44%で 、国際色の豊かなキャンパスとなっています。
リーズ大学
リーズ大学は、QS世界大学ランキング2024で世界75位、THE世界大学ランキングでは129位にランクされる英国トップ10圏内の総合大学です。同大学は、特にビジネス・マネジメント、化学工学、そして環境学の分野で高い評価を受けています。国内有数の規模を誇り、多彩な学部と豊富な研究資源を背景に、学生に幅広い学問領域と実践的なプロジェクトの機会を提供しています。
リーズ大学は、企業との連携やインターンシップ制度を通じ、理論と実践のバランスが取れた教育を実現し、グローバルなキャリア形成に大きく貢献しています。
グラスゴー大学
グラスゴー大学は、QS世界大学ランキング2024で世界76位、THE世界大学ランキングでは87位に位置するスコットランドの名門大学で、エディンバラ大学に次ぐ存在感を示しています。1451年に創立された長い歴史を背景に、医学、獣医学、物理学、計算機科学などの分野で豊富な研究実績を誇ります。
特に、医療・獣医学分野においては国際的な評価が高く、全学生の約43%が留学生であるなど、多文化で国際的な学習環境が整っています。グラスゴー大学は、伝統と革新を融合させた教育・研究体制により、世界的に活躍する人材を育成しています。
ダラム大学
ダラム大学は、QS世界大学ランキング2024で世界78位にランクインする英国北東部の伝統校です。小都市ダラムに位置し、オックスフォードやケンブリッジに匹敵するカレッジ制を採用する点が特徴です。特に人文科学、神学、歴史、また自然科学(例:化学)などの分野で高い評価を受けており、学生には深い学問的伝統と充実したカレッジ生活を提供しています。
教育の質が非常に高く、個別指導が行き届いている点も魅力です。全体として、ダラム大学は留学生比率が約32%と、国際性も兼ね備えた環境で、伝統と革新が調和する学びの場となっています。
サウサンプトン大学
サウサンプトン大学は、QS世界大学ランキング2024で世界81位にランクされる英国の総合大学です。特にエンジニアリング分野で高い評価を受けており、電子工学や海事工学において国際的に知られています。同大学は、産学連携プロジェクトや実践的な研究活動が盛んで、学生は最新技術や実社会での応用力を身につける機会が豊富にあります。
留学生比率は約35%で、多国籍なキャンパス環境が整っており、グローバルな視野で学べる点が大きな魅力です。
バーミンガム大学
バーミンガム大学は、QS世界大学ランキング2024で世界84位にランクされる英国の大規模な総合大学です。医学や生物科学、さらに人文社会学をはじめ幅広い学問分野で高い評価を受けています。同大学は、先進的な研究施設と豊富な学部プログラムを有し、学生に対して理論と実践をバランスよく学べる環境を提供しています。
留学生比率は約32%と、国際的な視点を持った学生たちが集まり、多様な文化が交わるキャンパスで学び、成長することができます。
セント・アンドルーズ大学
セント・アンドルーズ大学は、QS世界大学ランキング2024で世界95位に位置する、英国最古の大学の一つです。スコットランドに所在する本学は、小規模ながら教育満足度や研究品質が常に高く評価されており、個々の学生に対するサポート体制が充実しています。
特に国際関係学、哲学、化学などの分野で強みを発揮し、豊かな学問的伝統とともに革新的な研究が行われています。
さらに、留学生比率は約46%と非常に高く、国内外から多様なバックグラウンドを持つ学生が集まる国際的なコミュニティを形成しています。
ノッティンガム大学
ノッティンガム大学は、QS世界大学ランキング2024で世界100位にランクされる国際的な研究大学です。同大学は、特に薬学や教育学の分野で高い評価を受けており、これらの領域において世界的な実績を有しています。
さらに、ノッティンガム大学は中国やマレーシアに海外キャンパスを持つなど、グローバルな展開に積極的な大学として知られています。先進的な研究施設と産学連携プログラムを通じ、学生は実践的なスキルを磨くとともに、国際的な環境で学ぶ機会を得られます。
留学生比率は約27%と、国内外から多様な学生が集う中で、質の高いグローバル教育が提供されています。
シェフィールド大学
シェフィールド大学は、QS世界大学ランキング2024で世界104位に位置する、国際的な研究大学です。特に工学分野(材料・機械工学)、建築、情報学において高い評価を受け、最先端の技術研究やデザインに注力しています。
産学連携が盛んで、企業との共同プロジェクトやインターンシップが豊富なため、学生は実践的なスキルを身につけることができます。さらに、全学生の約40%が留学生であるため、多国籍な研究環境の中で国際的なネットワークを構築する絶好の機会が提供されています。
ニューカッスル大学
ニューカッスル大学は、QS世界大学ランキング2024で世界110位にランクされる、英国北東部の研究大学です。特に医学、歯学、そしてコンピュータサイエンスの分野で強みを発揮しており、先端医療研究やIT技術の分野で国際的な成果を上げています。充実した医療研究施設や臨床訓練プログラムにより、学生は実践的な学びを深めることができます。
留学生比率は約24%と、他のトップ校に比べるとやや低めですが、全体の約4人に1人が国際学生であるため、国際的な視野を持つ学生同士の交流が活発です。地域社会との連携や地域密着型の研究プロジェクトも進んでおり、ニューカッスル大学は地域発のイノベーションに貢献する拠点となっています。
ランカスター大学
ランカスター大学は、QS世界大学ランキング2024で世界122位にランクされる、英国北西部に位置する比較的新しい大学です。小規模ながらも研究集約型のアプローチを採用し、経営学や環境科学の分野で著名な実績を持っています。先進的なカリキュラムと充実した研究施設により、学生は理論と実践の両面で深い知識を獲得することができます。
留学生比率は約38%と高く、国内外から多様な学生が集うことで、国際的な交流と共同研究の機会が豊富に提供されています。ランカスター大学は、その柔軟で革新的な教育体制を通じ、グローバルなリーダーシップと専門性を兼ね備えた人材の育成に力を入れています。
