【最大約97万円】オンキャンパス・アイルランド(OnCampus Ireland)奨学金

大学・大学院留学奨学金事務局

はじめに

オンキャンパス・アイルランド(OnCampus Ireland)は、海外の高校生がアイルランドのトップ大学に進学するための大学進学準備プログラムを提供する教育センターです。ケンブリッジ・エデュケーション・グループ(CEG)の一員であり、ダブリン郊外の歴史ある学生街メイヌース(Maynooth)にあるUniHaven Collegeのキャンパス内に拠点を置いています 。

ここでは、大学学部課程向けの**International Foundation Programme(大学進学基礎課程)と大学院課程向けのPre-Master’s Programme(大学院進学準備課程)**を開講しており、プログラム修了後には所定の成績を収めることで提携大学への進学が保証されます。

少人数制で丁寧な指導を行っており、情熱あふれる講師陣が学業面・生活面のサポートを提供して学生の目標達成を後押ししてくれます 。アイルランド留学を検討している高校生にとって、オンキャンパス・アイルランドは、スムーズな大学進学への架け橋となる存在です。

プログラム概要(コース内容・特徴)

オンキャンパス・アイルランドでは、高校卒業後の大学進学を目指す方向けの「International Foundation Programme(IFP)」と、大学卒業後の大学院進学を目指す方向けの「Pre-Master’s Programme(PMP)」の2種類のプログラムを提供しています。修了後には、アイルランド国内外の大学の出願資格を得ることができます。

International Foundation Programme(大学進学基礎課程)

**International Foundation Programme(IFP)**は、アイルランドの大学学部への進学を目指す留学生のための1年間(2学期制)の基礎課程です 。プログラム期間は約7ヶ月で、2学期に分かれており、各学期は12~13週間の授業期間と1週間の試験期間で構成されています 。週あたり平均25時間の授業があり、そのうち少なくとも9時間は英語の集中学習に充てられています 。英語指導は通常の科目指導に組み込まれて行われ、英語力に不安がある学生には追加サポートも提供されます 。

IFPでは文系ビジネス系理工学系の2つの専門分野(Pathway)に分かれて学習します。それぞれの分野ごとに必修科目と選択科目が設定されており、例えば文系・社会科学系志望者向けには「英語(コア科目)」「異文化コミュニケーション(コア科目)」「数学(必修科目)」に加え、「ビジネス基礎」「情報システム」「国際政治」「社会科学入門」から選択科目を履修します 。理工学系志望者向けには「英語」「異文化コミュニケーション」「数学(上級)」を基礎として、「生物学」「化学」「物理学」「コンピュータサイエンス」といった選択科目を学びます 。

これらの科目群はアイルランドの国家資格フレームワーク(NFQ)においてレベル5に相当する**QQI認定の120 FETクレジット(約60 ECTS)**の資格に紐づいており、国際的にも認知されています 。提携校以外の進学が可能になるのも、NFQが学習歴を保証するからです。

IFP修了時に定められた成績基準を満たせば、オンキャンパス・アイルランドの提携大学の学部1年次への入学が保証されます(各大学・各学部の入学基準を満たすことが条件) 。実際にプログラムを修了すると、QQIより「International Foundation Studies」の特別目的認定証(NFQレベル5)を取得でき、これは欧州資格フレームワーク(EQF)レベル4相当として広く認められる資格です 。

高校から大学へのスムーズな進学を実現するために設計されたこのIFPでは、大学で必要となる学術的スキル英語運用能力専門分野の基礎知識をバランス良く身につけることができます。

Pre-Master’s Programme(大学院進学準備課程)

**Pre-Master’s Programme(PMP)**は、アイルランドの大学院(修士課程)への進学を目指す留学生向けの1年間(2学期制)の準備課程です 。期間は約9ヶ月で、各学期13週間の授業、1週間の自習期間(リーディングウィーク)と1週間の試験期間で構成されます 。週あたりの授業時間は18~25時間で、自己学習の時間も別途確保することが求められます 。英語は週6時間以上を占める必修要素で、他の専門科目の指導にも英語学習が組み込まれており、必要に応じて追加の英語サポートも提供されます 。

PMPでは全ての学生が以下の6つの主要モジュールを履修します : 「大学院レベル研究論文(Undergraduate Research Dissertation)」「アカデミック英語の向上(Academic English Language Development)」「調査およびデジタルリテラシー(Research and Digital Literacy Skills)」「就職力向上のための自己開発(Personal Development for Employability)」「チームでの作業スキル(Working in Teams)」「定量・定性研究手法(Quantitative and Qualitative Research Methods)」 。これらを通じて、大学院で要求される研究スキル批判的思考高度な英語力チームプロジェクト能力などを総合的に養います。

PMPはアイルランドのNFQレベル8(水準としては学部卒業レベルに相当)に位置付けられており、モジュールもそのレベルに合わせて開発されています 。本プログラムはダブリン工科大学(TU Dublin)によって認定・授与される修了証となっており 、修了後に所定の成績基準を満たした学生には提携大学の大学院(修士課程)への進学が保証されます (各修士課程が定める追加要件を満たす必要があります) 。つまり、PMPを通じて十分な成績とスキルを修得すれば、アイルランド国内外の提携校の大学院で専門分野の勉強を続けることができます。

PMPでは評価方法も大学院での学習に備えた形となっています。各モジュールごとに**形成評価(フォーマティブ評価)総括評価(サマティブ評価)**が計画され、論文やレポート、プレゼンテーション、口頭試験、筆記試験など様々な形式で学生の理解度がチェックされます 。これにより、学生はアイルランドの大学院で一般的に行われる評価方法に事前に慣れることができます。

入学基準(エントリー要件)

オンキャンパス・アイルランドの各プログラムに参加するためには、学歴や英語力について以下の条件を満たす必要があります 。

• International Foundation Programme(大学進学基礎課程):

• 学歴要件: 高校卒業資格(英国のGCSE相当)を有し、数学で最低合格評価を含む5科目以上で合格していること 。要するに、高校での主要科目において一定の成績を収めている必要があります。

• 年齢要件: 出願時点で通常17歳以上であること(プログラム修了時に18歳に達していることが条件) 。

• 英語要件: IELTS 5.0相当以上(CEFRのB1+レベル)。特にIELTSでは総合5.0以上かつライティング5.0以上、リスニング・スピーキング・リーディング各セクションで4.5以上が求められます 。またはIGCSE英語でC相当以上など、同等の英語資格でも可とされています 。

• Pre-Master’s Programme(大学院進学準備課程):

• 学歴要件: 原則として学士号を取得していること(各国ごとの具体的基準は問い合わせが必要 )。アイルランドのNFQレベル7に相当する学士号を関連分野で修了し、**成績がセカンドクラス以上(日本の大学で言えば概ねGPA2.5~3.0以上のイメージ)**であることが望まれます 。成績や専攻分野が要件に満たない場合でも個別に審査される場合があります 。※専攻分野については進学希望の修士課程に関連する分野であることが求められるため、出願時に各提携大学と相談の上確認されます 。

• 年齢要件: 出願時点で21歳以上であること 。社会人経験者など大人の留学生向けのコースであるため、年齢条件が設けられています。

• 英語要件: IELTS 5.5相当以上(CEFRのB2レベル)。IELTSでは総合5.5以上かつ各セクションで5.0以上が必要です 。より高度な学術英語力が求められるため、学部課程向けIFPよりもやや高い英語力基準が設定されています。

以上のように、いずれのプログラムも一定の学力水準と英語力が求められます。ただし要件を満たしていれば、プログラム開始前に追加の入学試験などは課されません。自分の学歴や英語スコアが条件をクリアしているか不安な場合は、OnCampusの入学担当チームに問い合わせることで国ごとの要件を確認することもできます 。

学費(年間費用)

オンキャンパス・アイルランドのプログラムの学費は、イギリスやアメリカの同種のプログラムに比べて比較的リーズナブルに設定されています(ただし為替レートにより印象は異なる場合があります)。以下は2024~2026年度の学費の一例です 。

• International Foundation Programme(大学進学基礎課程): 年間 €15,790~€16,330(ユーロ)程度 。2025年1月開始の2学期コースで€15,790、2025年9月開始の場合は€16,330となっています 。※1ユーロ130円換算では約205~212万円前後。学費には授業料のほか試験料など一部費用が含まれています。

• Pre-Master’s Programme(大学院進学準備課程): 年間 €16,330(ユーロ) 。2025年9月開始・2026年5月修了の2学期コース、および2026年1月開始・8月修了のコースともに一律€16,330です 。※日本円換算で約212万円(1ユーロ130円の場合)。

別途費用として、入学申請時に支払う出願管理料(登録料)€300 、入学後に適用される登録手数料(Learner Protection料や進学手続き料等を含む)€1,200 、試験費€300 、教材・オンラインリソース利用料€200 、医療保険料€150(自国の保険で同等の補償が証明できない場合) などが必要です。これらは必須経費であり、学費とは別に負担する点に注意しましょう。また、空港出迎えや宿泊手配、未成年留学生のガーディアン手配サービス等は希望者のみ追加料金で利用できます 。

※上記の学費・費用は変更となる場合があります 。最新の情報は必ず公式サイトや入学担当者に確認してください。学費の支払いはオンライン送金システム(Convera GlobalPay等)を利用でき、分割払いのスケジュールも定められています 。

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提携大学(パートナー大学)と魅力

オンキャンパス・アイルランドを修了した学生が進学できる提携大学は、アイルランド国内の有力大学・高等教育機関が中心です。ここでは提携している全ての大学について、その特徴や強み、評価されている分野、キャンパスの雰囲気などを紹介します。いずれの大学も個性豊かで、高校生にとって魅力的な進学先ばかりです。

RCSI University of Medicine and Health Sciences(RCSI アイルランド医科大学)

所在地: ダブリン市中心部

大学の特徴: RCSIはアイルランドで最大規模の医科大学であり、医学・医療科学の分野に特化した名門大学です 。18世紀創立の伝統校でありながら、最新の医療シミュレーション施設などに近年約2億ユーロを投資するなどキャンパス設備は最先端です 。医学部、薬学部、理学療法学部などを擁し、医療系の幅広い学位プログラムを提供しています 。学生数はそれほど多くなく(全体で数千人規模)、60か国以上から留学生を受け入れておりグローバルな学習環境が魅力です 。

評価・強み: 世界的にも評価が高く、タイムズ高等教育インパクトランキング2023において「良好な健康と福祉」部門で世界1位に輝いています 。医療教育における社会貢献や研究成果が国際的に認められている証と言えるでしょう。また、上記の通りヨーロッパ屈指の高度な臨床シミュレーション施設を有しており 、実践的な医療トレーニングにおいて他の追随を許さない環境を整えています。医療・ヘルスサイエンス志望の学生にとって、RCSIでの学びは質の高い教育と豊富な臨床機会が得られる大変魅力的な選択肢です。

キャンパスの雰囲気: 都会の中心に位置しながら最新設備が整うキャンパスは、刺激的かつ洗練された雰囲気です。学生と教授陣の距離も近く、少人数教育で手厚い指導を受けられます。ダブリン市内という立地から学外の研修機会や病院実習も豊富で、医学を志す学生にとって最適な学習環境が用意されています。

Dublin City University(ダブリンシティ大学, DCU)

所在地: ダブリン市(中心部から北に約5km)

大学の特徴: DCUは1980年創立の比較的新しい国立総合大学で、**“アイルランドの若き実力派大学”**と称されます。実社会との結びつきが強く、全コースの約80%に有給インターンシップ(INTRAプログラム)が組み込まれており、学生は在学中に職業体験を積むことができます 。この実践志向の教育により、卒業生の就職率は非常に高く評価されています。学部はビジネス、工学・コンピュータ、人文社会、理学、教育など多岐にわたり、イノベーションと起業家精神を育む教育でも知られています。

評価・強み: DCUは卒業生の就職率でアイルランド第1位(卒業後6ヶ月以内の就職率において, QS 2022)と評価されています 。産業界との強固な連携と実践重視のカリキュラムが、この実績を支えています。またTHE世界大学ランキングの「ヤングユニバーシティ」部門(創立50年未満の大学ランキング)でアイルランド1位に輝いており 、若い大学ながら教育・研究の質の高さが国際的にも認められています。さらに学生満足度(学生エクスペリエンス)でもアイルランド第1位に選ばれており 、学生にとって居心地の良い大学環境を提供している点も見逃せません。特に工学・IT、ビジネス、コミュニケーション分野に強みがあり、産学協働プロジェクトや起業支援などユニークな取り組みも多いです。

キャンパスの雰囲気: 首都ダブリンにありながら緑豊かなキャンパスを持ち、近代的な校舎・施設が整っています。企業と連携した研究センターもキャンパス内にあり、最先端技術やビジネスに触れる機会が豊富です。学生はインターンや産学プロジェクトで忙しく活動的ですが、その分キャリア意識が高くモチベーションに溢れています。若い大学ならではの自由闊達な校風で、新しいことに挑戦したい学生には最適な環境と言えます。

Holmes Institute Dublin(ホームズ・インスティテュート・ダブリン)

所在地: ダブリン市中心部

大学の特徴: Holmes Instituteはオーストラリアを本拠に世界各地にキャンパスを持つ私立の高等教育機関で、そのダブリン校はビジネス分野の高等教育に特化しています。キャンパスはダブリン市内の文化施設やレストランが立ち並ぶエリアに位置し、学生は勉強だけでなく充実した都会生活も楽しめます 。Holmes Institute全体ではこれまでに85,000人以上のビジネス系卒業生を輩出しており 、国際ビジネスコミュニティに広いネットワークを持ちます。世界13以上の都市にキャンパスを展開し 、ダイバーシティ豊かな環境(常時25ヶ国以上の学生が在籍)で学べるのも魅力です 。

評価・強み: Holmes Instituteは特にビジネス教育に強みを持ち、実践的なカリキュラムと産業界との繋がりで知られます。オーストラリアの大学等と連携した学位プログラムも提供しており、国際的に通用するビジネススキルを身につけられます。ダブリン校ではビジネス関連の学士号課程などを履修でき、国際ビジネス、会計、マーケティング分野でキャリアを目指す学生に適しています。Holmes Institute自体のランキングは公開大学とは異なるため一般的な大学ランキングには登場しませんが、その卒業生ネットワークの広さと実学重視の教育姿勢はビジネス志向の学生から高い支持を得ています。

キャンパスの雰囲気: ダブリンの街中という最高のロケーションにあり、授業帰りに博物館やカフェに立ち寄れる恵まれた環境です 。クラスメイトも多国籍で、授業では国際色豊かなディスカッションが日常茶飯事です。キャンパス自体は小規模でアットホームな雰囲気があり、教職員との距離も近く親身に指導してもらえます。都会型キャンパスでビジネスの最先端に触れつつ、少人数で濃密な学びを得たい学生に合った教育環境です。

Maynooth University(メイヌース大学)

所在地: メイヌース(ダブリン中心部から西へ約25km)

大学の特徴: Maynooth Universityはアイルランド最古の大学町メイヌースに所在する国立総合大学です。1795年創立の伝統ある教育機関で、人文学から科学、エンジニアリング、社会科学まで幅広い分野の学部・大学院を提供しています。学生数は約1万3千人ほどで、その約23%が留学生という国際性豊かな大学です (120ヶ国以上から学生が集まっています )。これはアイルランド国内でも留学生比率が高い大学の一つであり、多文化共生のキャンパス環境が魅力です。

評価・強み: MaynoothはTHEヤング・ユニバーシティ・ランキング2024(創立50年未満の若い大学ランキング)でアイルランド第3位にランクされています 。実は創立自体は古い大学ですが、1997年に現在の総合大学として再編された経緯からヤング大学ランキングにも入っています。教育・研究の革新性が評価されていると言えるでしょう。また卒業生の進路も好調で、卒業後93%が就職もしくはさらに進学しています (2023年調査)。さらに170社以上の企業・組織と提携関係を築いており 、インターンシップや共同研究、就職支援など産学連携が盛んな点も強みです。特にコンピュータサイエンス、電子工学、地理学、ケルト研究といった分野で評価が高く、国内トップクラスの研究を行っています。

キャンパスの雰囲気: 首都近郊とは思えない緑あふれる広大なキャンパスで、美しい歴史的建造物と近代的施設が調和しています。隣接するセント・パトリック神学院のゴシック様式建築や、最新設備の理工学部棟など見どころも多いです。町自体が「大学町」なので学生コミュニティも充実しており、落ち着いた環境で勉学に集中できます。ダブリンへ電車で30分程度とアクセスも良いため、週末に大都市でリフレッシュすることも可能です。メイヌース大学は伝統と革新が息づくキャンパスで、穏やかな雰囲気の中でも刺激的な学びが得られるでしょう。

Munster Technological University (MTU)(マンスター工科大学)

所在地: コーク県およびケリー県(主なキャンパス:コーク市、トラリー市)

大学の特徴: MTUは2021年に設立された新しい工科系総合大学で、アイルランド南西部のマンスター地方に6つのキャンパスを構えています (コーク市内に複数、ケリー県トラリー市に複数キャンパス) 。前身のCIT(コーク工科大学)とIT Tralee(トラリー工科大学)が合併して誕生した大学で、学生数約18,000人を擁する大規模な高等教育機関です 。工学、科学、技術、ビジネス、芸術など実践志向の学部が揃っており、地域産業との結びつきが強いことが特徴です。「テクノロジーの力で地域社会に貢献する」というミッションのもと、起業支援やコミュニティプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。

評価・強み: MTUはアイルランドの工科大学の中でも評判が高く、評価の高い技術系大学の一つとされています 。6つのキャンパスを通じて400以上の研究プロジェクトが様々な企業・団体と協働で行われており 、応用研究や産学連携に秀でています。具体的な世界ランキングへの登場はこれからですが、工学技術、コンピュータサイエンス、ホスピタリティ(観光・料理)などの分野で国内評価が高いです。またアイルランド西部・南部地域の教育拠点として、地域産業界からの信頼も厚いです。キャンパスが位置するコークはアイルランド第二の都市で製薬・IT企業が集積する街、トラリーは観光と農業の街で、それぞれの地域特性に合わせた専門プログラムが提供されている点もMTUの強みです。

キャンパスの雰囲気: コーク市のキャンパスは都市型で近代的な設備が整い、活気に満ちています。一方トラリーのキャンパスは自然豊かでゆったりした雰囲気です。6キャンパス合わせて広範囲に及ぶため「大学」というより地域に広がる学びのネットワークといった趣があります。どのキャンパスも学生数規模は中程度で、教員との距離が近くフレンドリーな風土です。地域コミュニティとの繋がりも強いため、学生は地元企業や団体と協働する機会が多く、実践から学ぶことを重視する学生にとって魅力的な環境となっています。

Independent College Dublin(インディペンデント・カレッジ・ダブリン)

所在地: ダブリン市中心部

大学の特徴: Independent College Dublin(略称ICD)は、ダブリンにある私立の高等教育カレッジで、ビジネスと法律分野の専門的なコースを提供しています 。比較的小規模なカレッジでありながら、産業界・ビジネス界との繋がりが深く、講師陣は実務家が多いのが特徴です。「クリティカルシンキングを備えた変革リーダーと生涯学習者を育成する」ことを掲げており 、学生には実践的かつ挑戦的な課題に取り組ませることでビジネススキルを鍛えています 。すべての学部・大学院プログラムはアイルランド資格審議会(QQI)の認証を受けており 、高い教育品質を保持しています。

評価・強み: Independent Collegeは規模が小さいため世界大学ランキング等には登場しませんが、その**「実学志向のカリキュラム」「産業界との強力なネットワーク」**が大きな強みです。特にビジネス学位課程では、最新の経営理論だけでなく起業やディスpute resolution(紛争解決)など実践スキルも重視されています。法学においても法律実務に直結するコースがあり、モジュールの一部は現役の弁護士やビジネスリーダーが指導にあたります。現代的で専門的なビジネス&ロー教育に特化していることから、大規模大学とは異なるニッチな魅力を放っています 。また、学生と教員の距離が近く、一人ひとりの成長を丁寧にサポートする教育スタイルも評価されています。

キャンパスの雰囲気: ダブリン市街中心に位置し、企業や裁判所にも近い立地のため、都市型キャンパスならではの刺激が多い環境です。校舎はオフィスビルのような造りですが、その分職業世界との距離が近く感じられるでしょう。学生数が少ないためアットホームで、同級生や教職員とも顔見知りになりやすく強いコミュニティが形成されています。都会の真ん中でビジネススーツ姿のプロ講師から学ぶ授業風景は、高校から直接進学する学生にとって新鮮かつ大人びた経験になるはずです。

Royal Irish Academy of Music (RIAM)(ロイヤル・アイリッシュ音楽院)

所在地: ダブリン市中心部

大学の特徴: RIAMは1848年創立のアイルランド王立音楽院で、同国における最高峰の音楽教育機関です。Trinity College Dublin(ダブリン大学トリニティ・カレッジ)の提携学院でもあり、RIAMでの学位課程修了者にはTrinity Collegeから学位が授与されます 。定員は非常に限られており、全日制の学生数は約150名と少数精鋭です 。ピアノ・弦楽・管打楽・声楽・作曲などクラシック音楽の演奏家・教育者育成に重点を置き、個人レッスンと室内楽、音楽理論教育を組み合わせたカリキュラムを提供しています。

評価・強み: RIAMの学生は近年、世界的に権威ある国際音楽コンクールで入賞・優勝する実績を多数収めています 。このことからも、同院の教育水準が演奏家養成の場として国際トップクラスであることがわかります。また、QS世界大学ランキングの「パフォーミングアーツ(舞台芸術)」分野で世界トップ50に位置付けられており 、音楽・演劇など舞台芸術の領域で世界的評価が高いです(RIAM自体がランキングに載っているというより、提携先のTrinity College DublinがPerforming Artsで世界50位内に入っていることを示しています)。さらに、Trinity College Dublinの協力のもとカリキュラムと学位の質保証が図られており 、伝統ある教育メソッドと大学水準のアカデミックな視点を兼ね備えています。

キャンパスの雰囲気: ダブリン市内に位置する歴史的な校舎で学ぶ環境は、さながら音楽の温室です。学生一人ひとりが専攻実技のレッスン室を持ち、日々練習に励んでいます。教授陣は国際的に活躍する演奏家や指揮者で構成され、非常に濃密で高度なマンツーマン指導が行われます。全員が音楽に情熱を注ぐ仲間ばかりなので、互いに切磋琢磨できる雰囲気です。アットホームな学生数ゆえにコミュニティは家族のように親密で、生涯の音楽仲間と出会えるでしょう。芸術の都ダブリンで、最高峰の音楽教育を受けたい学生にはRIAMほどふさわしい場所はありません。

South East Technological University (SETU)(サウスイースト工科大学)

所在地: アイルランド南東部(主なキャンパス:ウォーターフォード、カーロウ他 全5キャンパス)

大学の特徴: SETUは2022年に誕生した新設の工科系総合大学で、ウォーターフォード工科大学とカーロウ工科大学の統合によって設立されました。名前が示す通りアイルランド南東部に根差した大学で、ウォーターフォード、カーロウ、ウェックスフォード、ウィックロー、キルケニーの5つの拠点キャンパスから成ります 。各キャンパスごとに特色あるコースを展開しており、例えばウォーターフォードは海事・製造、カーロウはエンジニアリング・ゲーム開発、ウェックスフォードはクリーンテクノロジー、ウィックローやキルケニーでは農業・ビジネスなど地域ニーズに応じたプログラムが提供されています 。学生数は約1万8千人規模。地域企業との結びつきが強く、職業教育・実学教育に重点を置いているのが特徴です。

評価・強み: SETUは設立後間もないながらも、卒業生の就職率は95%(卒業半年後の就職率)に達しており 、実践的教育の効果が早くも数字に表れています。さらにヨーロッパ各国の100以上の大学とパートナーシップを結んでおり 、学生交換や留学プログラムも活発です。留学生比率は約15%で 、地方の大学としては国際色豊かな方です。世界ランキングへの登場は今後ですが、前身校の実績から工学技術、デザイン、スポーツサイエンスといった応用分野で高い評価を受けることが期待されています。地域の産業発展に寄与することが大学の使命であるため、インターンシップや地元企業との共同プロジェクトがカリキュラムに組み込まれている点も学生にとって大きなメリットです。

キャンパスの雰囲気: 5つのキャンパスはいずれもその土地のコミュニティと一体化しています。ウォーターフォードは港町の開放的な空気、カーロウは内陸の落ち着いた町並みと、場所により雰囲気は様々です。ただ共通して言えるのは、地域密着型で学生と地元住民や企業との距離が近いこと。学生は地元イベントに参加したり、企業と合同で課題に取り組んだりと、教室の外でも学ぶ機会が多いです。新設大学のためキャンパス施設も刷新されつつあり、最新のテクノロジー設備が導入されています。地方にいながら国際的な学びと高い就職率を享受できるのがSETUの魅力で、都会を離れてじっくり技術を身につけたい学生におすすめです。

University College Cork (UCC)(ユニバーシティ・カレッジ・コーク)

所在地: コーク市(アイルランド南部の都市)

大学の特徴: UCCは1845年創立の国立総合大学で、アイルランド有数の名門校として知られています。**世界の大学上位2%に入る総合力を持ち 、医学、ビジネス、人文科学、理学、工学、法学など幅広い学部を擁する総合大学です。キャンパスはコーク市内中心部から歩いて15分ほどの場所にあり、42エーカー(約17ヘクタール)もの緑豊かな敷地を有しています 。木立に囲まれた美しいキャンパスと活気あるコークの街の両方を楽しめる環境で、学生にとって理想的な「環境の良さ」と「都市の便利さ」の両立が実現しています 。在学生約22,000人のうち留学生は4,000人以上(138カ国から)**と極めて国際色が豊かです 。

評価・強み: UCCは教育・研究の質が高く、世界ランキングでも常に上位に位置しています(2024年QS世界大学ランキングで世界300位台)。特筆すべきはキャンパスの持続可能性への取り組みで、2023年グリーン・ガウン賞(大学のサステナビリティ評価)で世界第1位に輝きました 。環境に優しいキャンパス運営や持続可能な研究で世界的リーダーとなっています。また、食品科学や乳製品研究、薬学の分野は特に有名で、これらの領域で世界トップクラスの評価を得ています。例えば食品科学ではQS科目別ランキングで世界50位前後にランクインした実績があります(2023年時点)。他にも看護学、法学、環境学などで国内トップレベルです。加えて産学連携にも強く、アップルやグーグルなど多国籍企業が進出するコークに位置する利点を活かして、学生にインターンシップや就職の機会を提供しています。

キャンパスの雰囲気: コークは「アイルランド第二の都市」でありながら落ち着いた雰囲気もある街です。キャンパス内にはネオゴシック様式のMain Quadrangle(メインクワッド)と呼ばれる歴史的建物があり、ハリー・ポッターの舞台のような趣きを感じさせます。一方で最新の図書館や研究施設も整備され、古き良き伝統とモダンな設備が融合しています。学生生活も充実しており、クラブ活動やイベントが盛んでコミュニティ意識が強いです。市街地が近いので買い物や食事にも困らず、留学生に対するサポート体制も万全です。穏やかな自然環境と文化的刺激を同時に味わえるUCCは、多面的に大学生活を送りたい学生にとって理想的なキャンパスと言えるでしょう。

University of Limerick (UL)(リメリック大学)

所在地: リメリック市(アイルランド中西部)

大学の特徴: ULは1972年創立の比較的新しい国立総合大学で、シャノン川沿いに広大なキャンパスを構えています。スポーツ科学や工学、コンピュータ科学、ビジネス、音楽・舞踊など多彩な分野で知られ、特に学生施設の充実度に定評があります。最新設備の図書館や研究棟、大型スポーツコンプレックス(オリンピックサイズのプールや陸上競技場を備える)など最先端の学生施設を誇り 、学生の学習・課外活動を強力にサポートしています。その結果、ULは**「学生体験」の良さで世界一**に選ばれたこともあります 。学生数は約17,000人で留学生も多数在籍し、共同体意識と国際性がバランスよく共存する大学です。

評価・強み: ULはQS世界大学ランキング2024で世界トップ500にランクインしており 、国際的にも高い評価を受けています。特に学生サポートや教育の質に対する評価が高く、Education Awards 2023ではアイルランドで「教育の総合的優秀さ」で第1位に選ばれました 。また、環境への配慮にも熱心で、エネルギー節約や生物多様性保全の取り組みが評価され**「Green Campus(グリーンキャンパス)」認証**も取得しています 。専門分野では、スポーツ科学・運動生理学が世界的に有名で、同分野の研究で欧州トップクラスです。さらに、工学・情報学部のCo-opプログラム(長期実務訓練制度)は全欧で先駆けとなった制度で、ULの卒業生は即戦力として雇用市場で高く評価されます。こうした実学と研究の両立がULの強みです。

キャンパスの雰囲気: リメリック大学のキャンパスは広大で緑に囲まれており、まるでひとつの町のようです。シャノン川をまたぐようにキャンパスが広がり、学生は川に架かる橋(著名な「リムリックの橋」)を渡って講義棟や寮へ通います。スポーツ施設やコンサートホールなども学内にあり、学生生活がキャンパス内で完結するほど充実しています。学生同士や教職員との距離も近く、フレンドリーで協力的なコミュニティが形成されています。リメリックの街自体は中規模で治安も比較的落ち着いており、地元の人々も学生に親切です。「勉強も遊びも思い切り打ち込みたい!」という学生には、このULの環境は理想的でしょう。

オンキャンパス・アイルランド奨学金サポート

INTO、OnCampus、StudyGroup、Navitasなどが運営する大学進学準備のファウンデーションコース、編入用のInternational Year One(編入パスウェイ)、大学院進学準備のプレマスターといったプログラムに出願する全ての学生に対し、当奨学金事務所の枠組みで奨学金給付が保証されています 。

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プログラム奨学金に加えて支給されるこのスポンサー奨学金制度では、所定の奨学金付き出願フォームから入学の出願を行うことで、英語力や成績に関係なく入学者全員が一定額の奨学金を受け取ることができます 。大学やコースが独自に提供する奨学金が最大額支給される上に、スポンサー奨学金を併用して学費負担を軽減できます。

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