「IELTS4.5」からイギリス主要大学を3年間で卒業!International Year One徹底解説
はじめに
イギリスの大学学部課程は、3年間で卒業できますが、直接の大学入学にIELTSの点数が満たず、1年間のファウンデーションコース(大学準備コース)での学習含めると、日本やアメリカと同様、大学は4年で卒業することになります。
しかし、「International Year One (インターナショナル・イヤー・ワン)」という留学生向けプログラムを利用すれば、IELTS4.5程度の英語力からでも、最短3年間でイギリスの主要大学を卒業することが可能です。
今回は、このInternational Year Oneプログラムの詳細とメリット、そして代表的な提供校・コースを紹介します。

International Year Oneとは?メリットは?
International Year One(IYO)は、大学1年次に相当する課程を留学生向けに提供するプログラムです。大学の提携教育機関(INTO、Study Group、ONCAMPUSなど)が大学と協力して運営しており、IYOを修了すると大学2年次(スコットランドの4年制大学では3年次)に進級できます 。
通常、高校卒業後に直接イギリスの大学に入学するにはIELTS6.0〜6.5程度が必要ですが、IYOならIELTS5.5程度(場合によっては4.5でも)からスタート可能で、英語強化と専門科目履修を並行できます 。
• 英語要件が低め
IELTS5.5ほどで出願可能。英語力が不足する場合は事前または並行して語学準備コースを受講でき、IELTS4.5相当からでも開始できます 。直接入学よりハードルが低く、英語に自信がなくても挑戦しやすいです。
• 手厚いサポート:
IYOでは留学生向けにアカデミック英語や勉強スキルの授業が組み込まれており、小規模クラスで講師のサポートを受けられます 。大学の講義スタイルや課題にも慣れることができ、スムーズに2年次以降へ適応できます。実際に大学キャンパスを利用して学べるプログラムが多いため、大学の留学生コミュニティの中で安心して学べるとの声もあります 。
• 3年間で学位取得&コスト削減:
IYO修了後は大学2年次編入となるため、結果的に合計3年間で学士号取得が可能です 。通常、英語要件を満たさない場合は1年間のファウンデーションを経て計4年かかるところ、IYO経由なら1年短縮=1年分の学費・生活費を節約できます。例えば地方都市の大学なら年間生活費は約150万円、学費も200万円以上が一般的ですから、数百万円規模の節約につながります。
また、多くのIYOプログラムでは所定の成績を修めれば提携大学への進級が保証されるため、確実に学位取得まで進める安心感も大きなメリットです 。
それでは、具体的にどんな大学・機関でInternational Year Oneが提供されているのか、代表的なプログラム15選を日本語と英語併記で見ていきましょう。
主なInternational Year One提供プログラム一覧
1. INTOロンドン: Business, Art and Social Sciences
ロンドン中心部にあるINTOの教育センター(INTO London World Education Centre)が提供するIYOです。ビジネス、アート、社会科学分野の科目を履修しつつ英語と学術スキルを強化し、修了後はロンドン大学群やイギリス各地の100校以上の大学2年次に進学できます 。
学費は年間約£16,500(約300万円)で、入学時の英語要件はIELTS5.5以上(各セクション5.5以上)です 。英語力が足りない場合、追加の英語準備コース受講も可能です。ロンドンという立地ゆえ生活費は高めですが、複数大学への進学機会とロンドンの豊かな教育リソースにアクセスできるのが魅力です。
公式サイト:INTOロンドン: Business, Art and Social Sciences
2. クイーンズ大学ベルファスト (Queen’s University Belfast)
北アイルランドの名門クイーンズ大学ベルファスト(QUB)も留学生向けIYOを提供しています。QUBは英国の名門ラッセルグループ加盟校で、1845年創立の伝統校(元ビクトリア女王設立)です 。世界大学ランキングでもトップ250に入る研究大学であり 、ラッセルグループ中では授業料が最も低いなどコストパフォーマンスにも優れています 。
IYOコースは大学内の提携機関(INTO Queen’sなど)で実施され、経営・会計、工学などの分野で開講。修了後はQUBのそれぞれ対応する学部2年次に進みます 。学費は約£20,800とIYOの中では平均的ですが 、QUB自体の年間授業料が他の同規模大学より低めなのもあり、トータル費用は抑えられます。
入学条件はIELTS5.5程度ですが、英語力に応じて1~2学期の延長コースを付けることでIELTS4.5からのスタートも可能です 。実際の出願基準では「IELTS5.5(各セクション5.0以上)」が標準ですが、IELTS4.5でも最大2学期間の追加英語研修付きで受け入れられます 。ベルファストは物価が安く治安も良い学生都市で、「ラッセルグループ最安の学費」で名高いQUBで3年卒業を目指せるのは大きな魅力です 。
公式サイト:クイーンズ大学ベルファスト (Queen’s University Belfast)

3. サセックス大学 (University of Sussex) International Study Centre
イングランド南部ブライトン近郊にあるサセックス大学のInternational Study Centre(ISC)では、複数分野のIYOプログラムを提供しています。サセックス大学は人文・社会科学や開発学で有名で、英国大学ランキングでも常にトップ20前後に入る研究重視の大学です 。IYOの専攻ルートも豊富で、ビジネス・経営、コンピューティング、工学、国際関係、映画メディアなどから選択可能です 。
プログラムは2学期制で、9月・1月入学のほか11月に強化指導付き入学(Enhanced Induction)もあります 。学費は約£20,750程度 。入学時IELTSは5.5(各セクション5.0以上)が目安ですが、IELTS4.5でも6週間の付加英語コース「Language Lift」を受講する条件付きで入学可能です 。
IYO修了生の96%がサセックス大学2年次進学のオファーを獲得しており 、サポート体制の充実ぶりが伺えます。緑豊かなキャンパスはブライトンの海辺から近く、ロンドンへも電車で1時間弱という好立地 。通常の3年制学位を延長せずに卒業できる(=1年短縮できる)点で、時間と費用の両面でメリット大きいプログラムです 。
公式サイト:サセックス大学 (University of Sussex) International Study Centre
4. ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ (Royal Holloway, University of London) International Study Centre
ロンドン大学群の一校であるロイヤル・ホロウェイ(RHUL)も、大学内ISCを通じIYOを提供しています。ロイヤル・ホロウェイ大学はロンドン西郊外に広大で美しいキャンパスを持ち、世界的にも評価の高い大学です(人文科学や理学で実績あり)。IYOはビジネス&マネジメント、経済学、電子工学、コンピュータサイエンスなどの分野で開講されており 、2学期間の履修でRoyal Hollowayの2年次に進みます。
入学要件はIELTS5.5相当が基本ですが、こちらも英語力に応じて事前の英語準備プログラム(最大16週間)を組み合わせることでIELTS4.5から出願可能です 。コース中はアカデミック英語スキルの科目が必修で、大学で必要となるライティングやプレゼン能力もしっかり鍛えられます 。学費は年間£18,000前後と推定されますが(コース・専攻によって異なる)、ロンドン大学の一員としてのクオリティの高い教育と学生サポートを享受できる点を考えると、直接2年次編入できる価値は大きいでしょう。
ロイヤル・ホロウェイは治安の良い郊外に位置しながらロンドン中心部へもアクセス良好で、落ち着いた環境で勉強したい学生に人気です。
公式サイト:ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ (Royal Holloway, University of London) International Study Centre
5. オンキャンパス・アストン (ONCAMPUS Aston University)
アストン大学(バーミンガム)はビジネスと理工系で知られる実業志向の大学で、Teaching Excellence Framework(TEF)で最高評価のGoldを獲得するなど教育水準が高く、国内ランキングでも上位に位置します 。キャンブリッジエデュケーショングループ(CEG)運営のONCAMPUS AstonセンターではIYOを開講しており、修了後はアストン大学2年次に進学できます。
専攻はビジネス系を中心に提供され、特にアストン・ビジネススクールは世界の1%のみが取得する“三冠(AACSB, AMBA, EQUIS認証)”を達成した名門である点が強みです 。
学費は年間約£18,790~で 、IELTS5.5(各項目5.5以上)から出願可能、英語力が少し足りない場合は4学期プログラム(IELTS5.0~)も用意されています 。アストン大学は2020年ガーディアン紙「年間最優秀大学」にも選ばれており、就職支援や産業との繋がりも非常に強くなっています。
所在地のバーミンガムはロンドンに次ぐ英国第2の都市で、金融街や文化施設も充実した都会的環境。実践志向のビジネス教育を、IYO経由で3年間で取得したい人にぴったりです。
公式サイト:オンキャンパス・アストン (ONCAMPUS Aston University)

6. オンキャンパス・ハル (ONCAMPUS Hull – University of Hull)
イングランド東北部のハル大学(University of Hull)は、留学生に優しい中規模大学で伝統ある市立大学です。ONCAMPUS Hullセンターで提供されるIYOは、ビジネスおよび工学のルートがあり、ハル大学の学位課程2年次に進めます 。
ハル大学は2017年にTeaching Excellence FrameworkでGold評価を受けた大学の一つで、教育の質に定評があります 。UK国内ランクは近年やや低め(2024年度89位)ですが 、世界的には評価の高い研究も行われています。ハルIYOの学費は約£16,980~と比較的リーズナブルで 、北部の都市ハルは生活コストもロンドンなどに比べ低いため、留学費用を抑えたい学生には魅力的です 。
IELTSは5.5程度が目安。IYO修了者にはハル大学2年次進学が保証されており 、修了後は同大学のビジネス学位(経営、マーケティング、会計ファイナンス等)や工学学位(機械、電子電気、化学工学など)にスムーズに編入できます 。
ハル大学はインターンシップや有給実務研修の機会も豊富で、学びながら実践経験を積むことが可能です 。低コストで確実に学位取得と就職準備を両立したい人におすすめです。
公式サイト:オンキャンパス・ハル (ONCAMPUS Hull – University of Hull)
7. アバディーン大学 (University of Aberdeen) International Year Two
スコットランドの伝統校アバディーン大学では、International Year Two (IY2)と称する少し特殊なプログラムを提供しています。アバディーン大学は1495年創立の英国有数の古窯で、タイムズやガーディアンの大学ランキングでも常に上位に位置する実力校です。特にビジネス・経営分野は2025年ガーディアン大学ランキングで全英8位に輝くなど高い評価を得ています 。
IY2はスコットランドの4年制学位の2年次相当の課程で、3学期(1年間)の履修後に大学の3年次へ編入できるしくみです 。提供ルートは現在ビジネス・マネジメント&ファイナンス、コンピューター、心理学、医学が中心で、IY2修了後は同大学の経営学部の3年次(学士号最終2年間の前半)に進みます 。
入学要件はIELTS6.0前後が目安ですが、UKビザ上はIELTS以外のテストも認められており、IY2から学位終了まで1つの学生ビザ(Combined visa)で通せる柔軟さがあります 。
学費は£20,000弱程度ですが、IY2経由なら4年制のアバディーンの学位を合計3年で取得可能になるため、結果的に時間と費用を節約できます 。またIY2中はバイトも可能(週20時間以内)で、在学中のインターンやアルバイトでキャリアに直結する経験を積むことも推奨されています。エネルギー産業の中心地であるアバディーンに位置する強みもあり、産業界との繋がりも豊富です 。伝統と実利を兼ね備えた大学で、短期間で学位取得を狙いたい人にピッタリでしょう。
公式サイト:アバディーン大学 (University of Aberdeen) International Year Two
8. ハダースフィールド大学 (University of Huddersfield) International Study Centre
イングランド中部のハダースフィールド大学は、中規模ながら学生満足度の高い現代的大学です。大学内に設置されたInternational Study CentreでIYOが提供されており、ビジネス・経営&マーケティングと工学&コンピュータサイエンスの2つのルートから選べます 。
プログラムは2学期制で、9月または1月入学が可能。IELTS5.5程度が入学要件ですが、不足する場合はオンライン英語準備コースから開始することもできます 。
ハダースフィールド大学は教育品質評価(TEF)でGoldを獲得しており、指導力に定評があります。また産学連携も盛んで、インターンシップ制度など実践の機会も豊富です。IYO修了生の98%が大学2年次への進学オファーを獲得しており 、サポート体制・進級保証の確かさが数字にも表れています。
学費は£15,000台後半と推定され、寮費や物価もロンドンに比べて抑えめです。高校から直接イギリス大学に入るには不安…という学生でも、1年IYOで準備すれば残り2年を自信を持って迎えられると人気です 。地方都市で落ち着いた環境ながら、マンチェスターやリーズにも近い地理的メリットもあります。
公式サイト:ハダースフィールド大学 (University of Huddersfield) International Study Centre
9. リーズ・ベケット大学 (Leeds Beckett University) International Study Centre
学生街として有名な大都市リーズにキャンパスを構えるリーズ・ベケット大学も、Study Group社のISCを通じてIYOを実施しています。リーズ・ベケット大は実学志向の強い新設大学(旧リーズ・メトロポリタン)で、地元企業との繋がりや職業教育に定評があります。
IYOはビジネス・マネジメント、ホスピタリティ&ツーリズム、コンピュータサイエンス&サイバーセキュリティ、スポーツ科学など複数の専攻分野で提供されており 、修了後は同大学の対応学部2年次に進みます。特に国際ホスピタリティ&観光マネジメント分野のIYOは珍しく、英国有数の観光学位コースへの編入ルートとして注目されています 。
入学要件はIELTS5.5程度、学費はおおよそ£17,000前後です(コースにより異なる)。リーズ・ベケット大学は英国有数の留学生フレンドリーな大学として知られ、サポートオフィスやキャリア支援も充実しています。
リーズは生活費がロンドンより低く抑えられ、かつ学生向けの娯楽やアルバイト機会も豊富な活気ある街です。大都市での学生生活を楽しみつつ、3年間で実践的な学位を取得したい方に向いています。
公式サイト:リーズ・ベケット大学 (Leeds Beckett University) International Study Centre
10. リバプール・ジョン・ムーア大学 (Liverpool John Moores University) International Study Centre
音楽とサッカーの街リバプールに位置するリバプール・ジョン・ムーア大学(LJMU)も、留学生向けにIYOを提供しています。LJMUは英国の新興大学ながら工学系教育に力を入れており、土木工学と機械工学で全英トップ25に入る評価を受けています 。
IYOはビジネスルートとエンジニアリングルートがあり、2学期間の履修後にLJMUの各学部2年次(工学の場合は機械・電気系など)へ編入できます。工学系IYOでは熱力学や回路解析など専門基礎を学びつつ英語力も強化され、進級後は大学の実験やプロジェクトにスムーズに参加できる実力が養われます 。ビジネス系IYOでも経営学や経済学の基礎科目と同時にアカデミックスキルを磨き、2年次以降の専門科目に備えます。
IELTS要件は5.5程度、学費は£15,000台~£16,000台が目安です。LJMUは就職支援にも積極的で、ローカル企業と提携した**サンドイッチ課程(有給就業を挟む学位コース)**も充実しています。リバプールはロンドンに比べ生活コストが低く、人々もフレンドリーな学生都市です。工学や実業科目で定評ある大学で、コストを抑えつつ確実に学位取得したい方に向くIYOと言えます。
公式サイト:リバプール・ジョン・ムーア大学 (Liverpool John Moores University) International Study Centre
11. ストラスクライド大学 (University of Strathclyde) International Year Two
スコットランド・グラスゴーのストラスクライド大学は、工学・ビジネスで名高い実力派の大学です。そのストラスクライド大学ではISCによるInternational Year Two (IY2)プログラムを提供し、留学生が3年制(※同大学は4年制課程)で卒業できるルートを用意しています 。
ストラスクライド大学は国際的に認知されたビジネススクール(Strathclyde Business School)を有し、その協力のもとIY2ビジネスコースが運営されています 。IY2 Businessでは大学レベルのビジネス科目群(経営戦略、マーケティング、ファイナンス等)を履修しながら英語とスタディスキルを鍛え、修了後はストラスクライドのビジネス関連学位の3年次(または一部プログラムでは2年次)に編入します 。
2学期制で9月・11月・1月開始の選択肢があり、IELTSは5.5前後が求められます。学費は£19,000程度です。少人数クラスで進められ、大学と同じスタイルの授業で専門知識と英語力を伸ばせるのが特徴です 。
ストラスクライド大学は2019年にTimes誌「年間最優秀大学」に選ばれるなど評価が高く、卒業生の就職率も良好です。4年制課程を実質3年で完了できるIY2は貴重で、特に同大学で早く修士や就職に進みたい意欲的な学生に適したプログラムと言えるでしょう。
公式サイト:ストラスクライド大学 (University of Strathclyde) International Year Two
12. サリー大学 (University of Surrey) International Study Centre
ロンドン南西の町ギルフォードに本部を置くサリー大学も、ISCでIYOを運営しています。サリー大学は近年大学ランキングで常に全英トップ20前後に入る評価の高い大学で、その強みは就職支援と実学教育にあります 。特に1年間のプロフェッショナル・トレーニング(インターン)制度は有名で、学生は在学中に企業での実務経験を積むことが奨励されています 。
IYOはビジネス・経済・法律・社会科学系、工学・コンピューティング系など複数のパスウェイがあり、2学期(約8~9か月)の履修で対応学位の2年次に進学可能です。入学時期は9月・11月・2月と年3回あり柔軟です 。
学費は約£19,900と平均的ですが 、サリー大学自体が英国でも屈指の国際性を誇り(学生の20%超が留学生)、キャンパス内のサポートも手厚いことで知られます 。IELTS要求は5.5程度(各5.0以上)で、基準に満たない場合は事前英語コースで補うことができます。
サリー大学は郊外型キャンパスで治安も良く、ロンドンまでも電車で1時間以内とアクセス良好。高ランキング大学で確実に学位取得を目指したい人にとって、IYOは理想的な踏み台となるでしょう 。
公式サイト:サリー大学 (University of Surrey) International Study Centre
13. オンキャンパス・ロンドン・サウスバンク大学 (ONCAMPUS London South Bank University)
ロンドン中心部サウスバンクに位置するロンドン・サウスバンク大学(LSBU)では、CEG運営のONCAMPUSセンターがIYOを提供しています。LSBUは実学重視の公立大学で、特にビジネス・建築・工学・看護など職業志向の学部に強みがあります。
IYOはビジネス関連科目に特化しており、経営学や会計&ファイナンスなどの1年次相当科目を履修後、LSBUビジネススクールの2年次に進学できます 。学費は約£16,950~とロンドンの大学としては良心的で 、IELTS5.5以上(各5.5以上)が求められます。ONCAMPUS経由で入学すれば学生ビザも大学卒業まで一括で発行される(Integrated CAS)ため、途中でビザ更新の手間もありません 。
LSBUはキャリア指向のコースデザインで知られ、カリキュラムは常に最新業界動向を反映しているため実践的なスキルが身につくと評判です 。ロンドン中心に位置しながら学生寮費も比較的手頃で、キャンパスはテムズ川近くの好立地。「世界で最もエキサイティングな都市ロンドンで学ぶ」という刺激的な環境も得られます 。将来ロンドンで就職したい、都市型大学でネットワークを広げたいという学生に魅力的なIYOでしょう。
公式サイト:オンキャンパス・ロンドン・サウスバンク大学 (ONCAMPUS London South Bank University)
14. オンキャンパス・サンダーランド (ONCAMPUS Sunderland – University of Sunderland)
イングランド北東部のサンダーランド大学は、公立ながら実践教育に定評のある大学です。ONCAMPUS SunderlandセンターのIYOでは、ビジネス&経営、および関連分野の科目を履修し、同大学の2年次に進めます 。サンダーランド大学は近年の国内ランキングで50位前後(2024年49位)に入っており 、教育満足度も高めです。
特筆すべきはそのコストパフォーマンスで、IYO学費は約£15,420~と非常に低価格設定です。街の生活費も英国で最も安い水準で、「低コストで充実した留学が可能」と評価されています。IELTS5.5程度で出願可能(4学期制IYOもありIELTS5.0~受け入れ)。
サンダーランド大学は地元や国際企業との繋がりが強く、Microsoftや日産、自動車、P&Gなどグローバル企業が近隣に拠点を置いており、学生向けの有給インターンや産学プロジェクトの機会も豊富です 。IYO修了後はこうした企業で経験を積むチャンスも掴みやすく、実際に多くの学生が地元企業での就業体験を経て卒業していきます。
地方都市ならではのフレンドリーな環境で、費用を抑えてキャリアに直結する学びを得たい人にうってつけのプログラムです。
公式サイト:オンキャンパス・サンダーランド (ONCAMPUS Sunderland – University of Sunderland)

15. ティーズサイド大学 (Teesside University) International Study Centre
英国北東部ミドルズブラにあるティーズサイド大学も、留学生向けパスウェイとしてIYOを提供しています。ティーズサイド大学は革新的な教育で知られ、特にアニメーションやゲームデザインなどデジタル分野で有名な新進大学です。IYOはビジネスルートおよび工学&コンピューティングルートがあり 、1年目をISCで履修後に大学2年次へ進学します。「野心的でキャリア志向の学生が典型的3年間で学位取得できるよう支援する」というコンセプトでプログラムが設計されており 、初年度は大学のリソースにアクセスしながら少人数クラスで基礎力を養成。
IELTS5.5程度から出願可能で、英語要件は柔軟に代替テストも受け付けています 。ティーズサイドIYO修了生の100%が2024年に学位課程への進級資格を得たとのデータも公開されており 、手厚いサポートで確実に次へ繋げてくれる安心感があります。学費も£15,000前後と低めです。地方都市ミドルズブラは物価が安く、留学生コミュニティも充実。
「まず1年間サポート環境で学び、その後は自分の力で大学生活を切り拓きたい」という学生に適した、意欲を後押しするプログラムです。
公式サイト:ティーズサイド大学 (Teesside University) International Study Centre
3年間で卒業するコストパフォーマンスの良さ
以上のように、イギリス各地の主要大学でInternational Year Oneプログラムが展開されています。
それぞれ学費は年間約£15,000~£21,000(約270万~380万円)程度と決して安くはありません。しかし、IYOを活用することでファウンデーション不要で3年で卒業できるため、結果的な総費用は抑えられるケースがほとんどです。例えば通常4年間かかる進学を3年間に短縮できれば、1年分の授業料+生活費(地域にもよりますが£20,000~£30,000=約360万~540万円相当)の節約になります。
また、上記で紹介した大学の多くは地方都市や中規模都市にあり、ロンドンに比べて生活コストが低めです。特にサンダーランド大学やハル大学、ティーズサイド大学などは「低い学費と生活費で優れた教育が受けられる」と公式に謳われています 。つまり、IYO経由で地方の実力校に進学するルートは、留学費用対効果が非常に高いのです。
もちろん、IYO自体の学費は各大学の通常のYear One相当より高めに設定される傾向があります(少人数指導やサポートが充実しているため)。しかしそれでも進級保証付きであること、追加の英語試験免除(IYO修了時に所定の成績を満たせば大学入学時に改めてIELTS提出不要など) 、ビザ手続きの簡略化 など、多くの付加価値があります。何より「留年」や「直接入学後に英語についていけず苦労する」といったリスクを減らし、確実に3年間で卒業できる安心感はプライスレスです。
まとめ
IELTSスコアに不安があっても、International Year Oneプログラムを利用すればイギリスの主要大学を最短3年で卒業可能です。紹介したように各大学・センターによって特徴や専攻分野はさまざまですが、どのIYOも「留学生を成功に導く」ための工夫が凝らされています。直接2年次進級できることで時間と費用の節約になるのはもちろん、大学1年次をじっくり準備に充てることでその後の成績や就職活動で高い成果を上げる土台も築けます。実際、クイーンズ大学ベルファストやサセックス大学、ティーズサイド大学など多くのIYO提供校で進学率・卒業率の高さが証明されています(例: QUBはRGの一角として世界的評価、Sussex IYO修了生の96%が進学 、Teessideは進級率100% )。
「IELTSが足りないから名門大は諦めよう…」と考えていた方も、ぜひIYOという選択肢を検討してみてください。英語力4.5からでも扉は開き、あなたの夢のキャンパスへの道がきっと拓けるでしょう!
奨学金サポート
奨学金事務所スポンサーと公式に提携しているINTO、OnCampus、StudyGroup、Navitasなどが運営する大学進学準備のファウンデーションコース、編入用のInternational Year One(編入パスウェイ)、大学院進学準備のプレマスターといったプログラムに出願する全ての学生に対し、当奨学金事務所の枠組みで奨学金給付が保証されています 。
プログラム運営が支給するプログラム奨学金に加え、最大40万円のスポンサー奨学金が給付されます。

プログラム奨学金に加えて支給されるこのスポンサー奨学金制度では、所定の奨学金付き出願フォームから申し込むことで、英語力や成績に関係なく入学者全員が一定額の奨学金を受け取ることができます 。大学やコースが独自に提供する奨学金とは別枠で支給されるため、併用して学費負担を軽減できる点が魅力です。