オーストラリア留学奨学金 完全ガイド

大学・大学院留学奨学金事務局

オーストラリアの大学(学士・修士・博士課程)へ留学を目指す日本人学生が利用可能な奨学金制度を、網羅的にご紹介します。日本政府や民間財団による奨学金から、オーストラリア政府・大学の提供する奨学金まで幅広く取り上げます。

自身の条件に合う奨学金を見つけ、夢のオーストラリア留学を叶える一助にしてください。

日本政府・公的機関が提供する奨学金

まずは日本政府やその関連団体が提供する奨学金です。返済不要の給付型が中心で、学業成績や計画内容などで選抜されます 。競争率は高いですが、採用されれば心強い支援となります。

トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム(官民協働留学支援制度)

  • 提供団体:文部科学省(トビタテ!留学JAPANプログラム事務局)と民間企業の官民共同
  • 対象学位レベル:高校生・大学生(学部)・短大生等(※留学期間は28日以上~1年以内のため、主に交換留学や短期留学向け)
  • 支給内容:月額奨学金12万円、留学準備金25万円、渡航先での授業料最大30~60万円 などが給付されます。返済不要で、インターンやボランティアなども含む幅広い海外活動をサポート 。
  • 応募資格:日本国籍または日本への永住許可がある学生 で、応募時点で30歳以下。所属校の推薦を受け、明確な留学目的・計画を持つこと(語学力要件は不問) 。
  • 応募方法・締切:所定の留学計画書などを作成し応募。募集は年に複数回あり、大学を通じての応募が一般的です。※「トビタテ!日本代表プログラム」は2024年度より「新・日本代表プログラム」としてリニューアルされ、募集要項等は公式サイトで随時発表 。
  • 公式ウェブサイト: https://www.tobitate.mext.go.jp/

海外留学支援制度(学位取得型) – 日本学生支援機構(JASSO)

  • 提供団体:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO) – 文部科学省所管
  • 対象学位レベル:学部学位取得型(学士)および大学院学位取得型(修士・博士)
  • 支給内容:海外大学での 授業料 を年間最大250万円まで給付(留学先の物価により変動) 。支給期間は原則最長4年間まで(学部4年、大学院は課程に応じ短縮)です 。※生活費の給付はなく授業料支援が中心です。返済不要の給付型奨学金。
  • 応募資格:日本国籍または永住許可を有し、海外の大学で学位取得を目指す者 。卓越した学業成績や語学力が求められ、応募時に海外大学から無条件の入学許可を得ている必要があります。
  • 応募方法・締切:文部科学省とJASSOが連携して募集。出願は前年9~10月頃に実施され、書類・面接選考があります(例:2025年度奨学金は2024年秋募集) 。合格者は渡航開始前に支給決定。詳細はJASSO公式サイト参照。
  • 公式ウェブサイト: https://www.jasso.go.jp/ryugaku/

文部科学省 国費奨学金(留学支援制度以外)

  • 提供団体:文部科学省
  • 対象学位レベル:大学学部在籍者向け(休学して海外留学する場合など)や教員等社会人向けの派遣留学制度など複数あり。
  • 支給内容:奨学金月額(留学先の物価に応じ数万円~十数万円)および授業料・往復航空券等の支給(制度により異なる)。給付型で返済不要。ただし採用人数はごくわずかで競争率は極めて高いです 。
  • 応募資格:日本国内の大学等に在籍し、在学先大学からの推薦を受けた者など、プログラムごとに条件が定められています。例えば「大学間交流協定に基づく派遣留学制度」では大学推薦枠内で選考。
  • 応募方法・締切:在籍大学の国際交流担当部署を通じて応募します。募集時期は制度により異なりますが、多くは 前年の学内選考→文科省選考 という流れになります。詳細は所属大学の留学係に問い合わせてください 。
  • 公式情報:文部科学省「日本人の海外留学」案内ページ
  • 公式ウェブサイト:https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/index.htm

📝 補足: 文部科学省やJASSOの奨学金は給付型貸与型があります。上記は給付型を中心に紹介しました。貸与型奨学金(日本学生支援機構の第二種奨学金〈海外〉等)は利息付きで返還義務がありますが、希望者は併せて検討すると良いでしょう 。

日本の民間財団・企業による奨学金

日本には、民間の財団や企業が優秀な学生の海外留学を支援する奨学金プログラムも多数存在します。その多くが給付型で、学費や生活費を包括的に支援します。ここでは特にオーストラリア留学にも利用可能で、日本人学生に人気・知名度の高い奨学金を紹介します。

柳井正財団 海外留学奨学金プログラム

  • 提供団体:公益財団法人 柳井正財団(ファーストリテイリング会長・柳井正氏による奨学基金)
  • 対象学位レベル:海外大学の学部課程(学士)。世界トップレベルの大学に進学予定の日本人高校生が対象 。※募集要項で「奨学金支給対象大学」のリストが公表されており、主に米英の名門校ですが、近年対象校が拡大されオーストラリアの著名大学(グループオブエイト等)も含まれる可能性があります 。
  • 支給内容:**年間最大US$105,000(約1,400万円)**を最長4年間給付 。内訳は授業料・寮費・留学生保険料の実費(合計最大US$90,000/年まで)と、学習・生活支援金として一律年US$15,000 。さらに日本~留学先までの往復航空券も1回支給されます 。授業料等の実費を財団が直接負担する形で、学生にとっては全額給付型奨学金です。
  • 応募資格:日本国籍を有し、指定対象の高校在籍者で、対象海外大学への進学が決定・内定している者 。高校からの推薦が必要な「予約型」と、大学合格後に直接応募する「合格型」の2種類の応募枠があります 。世帯所得など一定の条件もあり。
  • 応募方法・締切:毎年2回募集(春頃と秋頃)があります 。応募者はオンラインでエントリーし、書類選考・面接選考を経て約20~30名程度が採用されます(第10期募集では応募要項を2025年3月に公開) 。最新の募集情報は財団HPで確認してください。
  • 公式ウェブサイト: https://yanai-foundation.or.jp/

伊藤国際教育交流財団 日本人留学生奨学金

  • 提供団体:公益財団法人 伊藤国際教育交流財団
  • 対象学位レベル:海外大学の修士課程(Master’s Degree)
  • 支給内容月額US$1,500~2,000相当の円貨(留学先地域により変動)を生活費として給付 。さらに渡航旅費(往復航空券)実費と、授業料は年間最大300万円まで実費支給 。2年間の修士課程期間にわたり支給され、総額で生活費+授業料をほぼ網羅する充実した内容です。返済不要。
  • 応募資格:日本国籍を有し、日本の4年制大学を卒業(見込み)で、海外の大学院修士課程に正規入学予定の者 。年齢制限は「29歳以下が望ましい」とされています 。学業成績優秀かつ人物的にも優れており、留学に十分な目的意識を持つこと。日本政府や他団体から同種の給付奨学金を受けていないことも条件です。
  • 応募方法・締切:例年6月下旬~8月下旬に翌年度奨学生の募集を実施 。所定の応募書類(願書・留学計画書・推薦書など)を提出し、書類選考と面接選考があります。採用人数は毎年約10名程度 。募集要項・応募書式は財団ホームページから入手可能です。
  • 公式ウェブサイト: https://www.ito-zaidan.or.jp/scholarship/

本庄国際奨学財団 「海外留学日本人大学院生奨学金」

  • 提供団体:公益財団法人 本庄国際奨学財団
  • 対象学位レベル:海外の大学院で修士課程または博士課程に在籍(または入学予定)の日本人学生
  • 支給内容:在籍する課程の標準修了期間に応じた月額奨学金を給付(返済不要)。例えば課程期間が2年以内の場合は月額US$2,500(約37万円)、3年の場合は月額US$2,250、3年以上の場合は月額US$1,875が支給目安 。支給通貨は留学先に応じUSD/EUR/GBP等に換算されます 。支給期間は学位取得までの必要最短期間と定められています (最大で修士2年、博士3~約4年相当)。渡航費の支給はありませんが、奨学金額は生活費の大部分を賄える水準です。
  • 応募資格:日本国籍を有し、海外大学院で学位取得を目指す者 。応募時点で既に留学中か、渡航先大学院の入学許可を得ている必要があります 。専攻分野は不問。過去に本庄財団の奨学金を受給していないこと等の条件もあり。毎年約5名のみ採用 の狭き門です。
  • 応募方法・締切:毎年2月初旬~4月末頃に翌秋支給開始分の募集を実施 。応募は財団指定のオンライン申請システムから行い、書類審査を通過した者に対し7月頃に面接審査があります 。最終結果は7月末に発表 。公式サイトで募集要項や応募フォームが公開されます。
  • 公式ウェブサイト: https://www.honjo-foundation.or.jp/

INPEX海外留学奨学金(日本人向け)

  • 提供団体:公益財団法人 INPEX奨学財団(エネルギー企業INPEXによる奨学基金)
  • 対象学位レベル:主に修士課程(大学院)での研究留学。特にオーストラリア・インドネシア・UAEの大学院で文化・社会・自然科学分野を専攻予定の日本人が対象 。
  • 支給内容月額15万円の奨学金(生活費補助)を最大2年間給付 。さらに日本から留学先(オーストラリアなど)への**往復航空券(エコノミー)**を1回支給 。※他国からの留学生向け奨学金では授業料も支給されていますが、日本人向けについて授業料補助の記載は公式情報上ありません 。したがって授業料は自己負担または他の奨学金との併用が前提となりますが、月15万円の給付は現地での生活費に充当できます。
  • 応募資格:日本国籍を有し、35歳未満で、日本の大学を卒業後にオーストラリア・インドネシア・UAEいずれかの国の大学院で研究し学位取得を目指す者 。出身大学の成績優秀者であることが求められます(具体的なGPA基準等は非公表)。対象分野は人文・社会・自然科学系全般。
  • 応募方法・締切:例年8月初旬に募集開始~10月末締切 。応募書類提出後、書類選考と必要に応じ面接を経て、翌年2~3月頃に奨学生決定 。採用人数は年数名程度(各留学先国につき1~2名)と少数です 。最新の募集要項・応募用紙は財団公式サイトからダウンロードできます。
  • 公式ウェブサイト: https://www.inpex.co.jp/company/csr/scholarship/

💡参考情報:INPEX奨学財団は元々インドネシアとの国際交流を目的に設立され、長年インドネシア人留学生の日本受け入れを支援してきました 。2023年度からはオーストラリア・UAEにも活動を拡大し、日本人学生のこれら地域への留学も支援対象に加えています  。

国際的な奨学金(グローバル奨学金)

日本政府・民間以外にも、世界規模で募集され日本人が応募可能な奨学金があります。特定の分野に特化したものもありますが、ここではオーストラリアの大学での留学に利用できる代表的な国際奨学金を紹介します。

ロータリー平和フェローシップ (Rotary Peace Fellowship)

  • 提供団体:ロータリー財団(Rotary International)
  • 対象学位レベル修士課程(Master’s Degree)。平和構築・紛争解決分野の大学院プログラム(※オーストラリアではクイーンズランド大学大学院の該当コースが指定されています)。
  • 支給内容:世界で年間最大50名に対し、大学院修士課程の留学費用を全額支給するフェローシップです 。授業料・諸費用、生活費(滞在費)、往復航空券、研修に伴う費用まで包括的にカバーされます 。実質的に**フルライド奨学金(完全給付型)**と言える内容です。
  • 応募資格:学士号を有し、平和・紛争解決や国際関係分野で少なくとも3年の実務経験がある若手プロフェッショナル 。英語が堪能で、リーダーシップや社会貢献の実績があり、現在ロータリークラブの会員でないこと 。年齢制限はありませんが、応募者の平均年齢は30歳前後とされています。
  • 応募方法・締切:毎年5月末頃が応募締切(渡航開始の約1年前)です 。ロータリーのウェブサイトからオンライン応募し、その後地域のロータリー地区による推薦・面接を経て、最終的にロータリー財団が奨学生を決定します。結果通知は応募年の秋頃。選考は国際競争となるため、事前に入念な準備(エッセイや推薦状取得など)が必要です。
  • 公式ウェブサイト: https://www.rotary.org/en/our-programs/peace-fellowships

📝 備考:ロータリー財団では、上記平和フェロー以外にも「グローバル奨学金(Global Grant Scholarship)」という制度で海外大学院留学に最大4万ドル程度の支援を行うことがあります。これは各地域のロータリークラブ提案型の奨学金で、公募ではなく個別にクラブを通して申請する方式です。希望分野がロータリーの重点分野と合致する場合、こちらも検討してみてください。

オーストラリア政府・大学が提供する奨学金

最後に、オーストラリア側で提供されている奨学金制度を紹介します。オーストラリアの大学には留学生向けの学費減免奨学金が非常に充実しており、**グループオブエイト(豪八大学)**をはじめ多くの大学が優秀な留学生を経済的に支援しています 。また、オーストラリア政府も研究留学生向けの奨学金や地方留学奨学金を用意しています。それぞれ詳しく見ていきましょう。

オーストラリア政府研究奨学金(Research Training Program: RTP)

  • 提供団体:オーストラリア連邦政府(教育省)※大学を通じて支給
  • 対象学位レベル大学院研究課程(修士号(研究)・博士号)
  • 支給内容:オーストラリア政府のRTP奨学金に採択されると、授業料が全額免除され(大学が留学生の授業料を100%オフセット) 、さらに生活費助成(金額は年額約AUD $28,000~$42,000)が支給されます 。例えばシドニー大学の場合2025年は年額約A$41,753(約370万円)のステイペンドが提示されています 。加えて研究費の付帯補助(論文製本代、引越費用、海外留学生医療保険など)も支給対象に含まれます 。期間は博士課程で最大3~3.5年間、修士課程で最大2年間。返済不要です。
  • 応募資格:オーストラリアの大学院研究課程に出願し、優れた学業成績と研究経歴を有する国内外の学生 。留学生も応募可能で、日本の学士号取得者が博士課程直接進学を目指すケースなども対象となります。大学ごとに募集要項がありますが、基本的に成績上位者や研究計画の秀逸さで選抜されます。
  • 応募方法・締切:各大学が年に1~2回、公募の形でRTP奨学金の申請を受け付けます 。例えば多くの大学では毎年8~10月頃に翌年分の応募締切が設定されています(大学により異なるので要確認)。出願時に奨学金希望欄にチェックを入れるか、別途所定の申請書を提出します 。結果は大学から合否通知が送られ、入学と同時に奨学金受給が開始します。詳細は各大学の大学院入学案内を参照してください。
  • 公式情報:豪政府 教育省 RTP概要ページ
  • 公式ウェブサイト: https://www.education.gov.au/research-training-program

デスティネーション・オーストラリア奨学金 (Destination Australia)

  • 提供団体:オーストラリア連邦政府(教育省)
  • 対象学位レベル学部課程~博士課程まで(TAFE専門課程も含む)。主に地方(リージョナル)キャンパスで学ぶ留学生・国内学生が対象 。
  • 支給内容:年間一律AUD $15,000(約130万円)を給付 。在学中最大4年間まで支給可能 。授業料の一部や生活費補助として活用できる給付金で、返済不要です。
  • 応募資格:オーストラリア政府指定の「地域(Regional)エリア」に所在する教育機関(大学の地方キャンパスなど)に正規入学する学生 。留学生の場合、学生ビザでフルタイム就学することが条件。日本を含む海外からの留学生も対象ですが、都市部(シドニーやメルボルンなど)ではなく地方都市で学ぶ必要があります。
  • 応募方法・締切:奨学金枠は各大学・教育機関に割り当てられており、各校で奨学生の募集・選考が行われます 。そのため、進学先となる大学の奨学金情報ページで「Destination Australia Scholarship」の募集要項を確認し、出願する形になります。応募期限は学校ごとに異なりますが、一般的に入学前年の後半(10~12月)や入学年の年初など。人気奨学金のため早めの情報収集が大切です。
  • 公式情報:豪政府Destination Australia紹介ページ
  • 公式ウェブサイト: https://www.education.gov.au/destination-australia

💡豆知識:Destination Australiaは地方留学振興を目的とした奨学金制度で、2019年に創設されました。現在の政府方針により新規募集の有無は年度によりますが、既存受給者への支援は継続される旨が発表されています 。地方の大学にも視野を広げると、このような特別支援を得られるチャンスがあります。

シドニー大学 – International Student Award 他

  • 提供団体:シドニー大学(The University of Sydney)
  • 対象学位レベル:**学士課程・修士課程(授業型)**の留学生
  • 支給内容:代表的なものにSydney International Student Award(SISA)があり、授業料の20%減免が入学から卒業まで適用されます 。これは日本を含む指定国出身の学生に与えられる奨学金で、条件を満たせば4年間なら総額で数万ドルの学費軽減になります。加えて、Vice-Chancellor’s International Scholarshipという奨学金もあり、こちらは**A$5,000~$40,000の学費減免(一部は初年度一括、最大額の場合継続条件あり)**が成績に応じて授与されます 。例えば最優秀層には年間$40,000がコース期間中支給されるケースもあります 。いずれも給付型です。
  • 応募資格:基本条件は「留学生としてシドニー大学の学部または大学院コースに正規入学が決まっていること」 。SISAの場合は対象国の国籍保持者(日本は対象) であることと、簡単な志望動機エッセイの提出が求められます 。Vice-Chancellor奨学金は入学時の最終学歴の成績が卓越していること(高校成績や学部GPAなど)で自動選考または別途申請です。
  • 応募方法・締切:SISAは大学出願後、入学許可が出た段階で奨学金申請フォーム提出という流れになります(出願時期により締切設定あり)。Vice-Chancellor奨学金は通常入学の早期出願者が自動的に候補となり、別途応募の場合は入学前の特定日程までに申請書類を大学に送付します。詳細はシドニー大学のScholarshipsページで最新情報を確認してください。
  • 公式ウェブサイト: https://www.sydney.edu.au/scholarships

メルボルン大学 – 奨学金例 (Graduate Research Scholarship 他)

  • 提供団体:メルボルン大学(The University of Melbourne)
  • 対象学位レベル学士課程・大学院課程(コースによる)
  • 支給内容:メルボルン大学は学部・大学院向けに多数の奨学金を設置しています。例えば大学院研究課程向けのGraduate Research Scholarshipsでは授業料全額免除+年額約A$34,400の生活費奨学金(2024年基準)が支給され、留学生も最大3.5年間(博士課程)受給できます 。学部留学生向けにはMelbourne International Undergraduate Scholarshipがあり、最大で授業料100%免除または初年度$10,000支給といった枠があります(ただし対象は一部新興国出身者に限られる) 。その他、特定成績以上で自動授与される奨学金や、学部毎の個別奨学金も豊富です 。
  • 応募資格:奨学金ごとに異なりますが、一般に「同大学への正規入学許可を得ている留学生」であること。【Graduate Research Scholarships】では研究課程に出願する全留学生が自動的に審査対象となり、成績および研究能力に基づき選抜されます。一方【International Undergraduate Scholarship】では出身国要件(対象国リスト)があり、日本は高所得国のため対象外です 。代わりに、日本を含む国籍の優秀者向けにはChancellor’s Scholarsプログラム等で奨学金が用意されています 。
  • 応募方法・締切Graduate Research系奨学金は出願と同時に自動応募となります。学部の奨学金は別途申請不要のもの(条件を満たせば自動授与)と、別途オンライン申請が必要なものがあります。締切は奨学金種類によりますが、一般的に入学申請の早期段階で出願しておくと奨学金チャンスが高まります 。各奨学金の最新要項はメルボルン大学公式サイトのScholarships検索から確認可能です。
  • 公式ウェブサイト: https://scholarships.unimelb.edu.au/

グループオブエイト他主要大学 – 奨学金一覧(一例)

オーストラリアの主要大学(Group of Eight: オーストラリア国立大学ANU、シドニー大学、ニューサウスウェールズ大学UNSW、クイーンズランド大学UQ、モナシュ大学、メルボルン大学、西オーストラリア大学UWA、アデレード大学)では、各校が競って魅力的な奨学金を提供しています。以下にいくつか例を挙げます。

  • ニューサウスウェールズ大学(UNSW): UNSW International Scientia Scholarship(授業料全額または50%免除。成績優秀な学部・大学院生対象、別途応募要 )、UNSW Global Academic Award(A$5,000〜10,000の授業料補助、学部留学生対象)。
  • モナシュ大学: Monash International Merit Scholarship(年間A$10,000を最大5年、31名採用 )、Monash International Leadership Scholarship(授業料100%免除、各学部1〜2名)。いずれも全世界対象で、日本人も応募可。
  • クイーンズランド大学(UQ): UQ International Excellence Scholarship(授業料の50%免除、学部・修士対象)、UQ International High Achievers Award(定額支給型、成績優秀な留学生に$10,000前後支給)など 。
  • アデレード大学: Global Citizens Scholarship(授業料15%~30%減免、条件を満たせば全留学生対象)、Global Academic Excellence Scholarship(授業料50%免除、成績上位5%の入学者対象)。日本人学生にも人気。
  • 西オーストラリア大学(UWA): Global Excellence Scholarship(最大年間A$12,000の学費減免、学部・修士対象 。日本など対象国出身で成績基準を満たす者は自動受給)、International Postgraduate Research Scholarships(大学院研究留学生向け、授業料免除+生活費)。

各大学とも「奨学金検索(Scholarships)」ページで自分の国籍・専攻・学位に合致する奨学金を調べることができます。応募方法は、自動選考の場合は入学出願のみでOKですが、別途応募が必要なものはオンライン申請フォーム提出や推薦状のアップロードが必要です。締切は大学・奨学金によって異なりますが、留学生の場合、11月~翌年1月頃に主要奨学金の応募が集中する傾向があります 。各大学公式サイトをチェックし、余裕を持って準備しましょう。

ポイント: オーストラリアの大学奨学金は併給も可能です。例えば大学の授業料減免奨学金と、日本側のJASSO奨学金を同時に受け取ることで、学費と生活費の両面をカバーできます。ただし一部奨学金は他の奨学金との併用を禁止している場合もあるため、条件をよく確認してください 。


以上、日本人学生が応募可能なオーストラリア留学向け奨学金を幅広く紹介しました。それぞれ募集要項や応募期限、必要書類が異なりますので、興味を持った奨学金については公式サイトで最新情報を確認しましょう。不明点があれば大学の留学担当部署や奨学金事務局に問い合わせることも大切です。

企業奨学金サポート

INTO、OnCampus、StudyGroup、Navitasなどが運営する大学進学準備のファウンデーションコース、編入用のInternational Year One(編入パスウェイ)、大学院進学準備のプレマスターといったプログラムに出願する全ての学生に対し、当奨学金事務所の枠組みで奨学金給付が保証されています 。

資金面の不安を和らげてくれる奨学金を上手に活用し、ぜひあなたの「オーストラリア留学」の夢を実現してください!

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プログラム奨学金に加えて支給されるこのスポンサー企業奨学金制度では、所定の奨学金付き出願フォームから入学の出願を行うことで、英語力や成績に関係なく入学者全員が一定額の奨学金を受け取ることができます 。大学やコースが独自に提供する奨学金とは別枠で支給されるため、併用して学費負担を軽減できる点が魅力です。

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